あなたは当てはまっていない?仕事ができない人の特徴と改善策3つのポイント
2017/10/07

仕事ができないとあなたの職場で噂されてしまっている人いませんか?
自分もこんなこと噂されているのかな…と不安になるかもしれません。なんであの人は仕事ができないと言われてしまっているのでしょう。
仕事ができない人といってもいろんなタイプがあると思いますが、共通している特徴があるんです。
今回は、仕事ができない人の特徴と改善策を3つご紹介します。
1.メリハリがない。求められている正確性やスピードを理解するべし
仕事ができないと思われる人によくあるパターンが、全ての業務を細かくじっくり取り組んでしまうことです。
もちろん、芸術系の仕事など、そういった性質が求められる場合には悪いことではありません。
でも、こと細かな作業が求められる仕事以外のオフィス業務は、全ての業務に対して自分のエネルギーを平等に注ぐ必要はないのです。むしろ、正確性がどこまで求められているのか、スピードが大事なのかといった状況を把握して、その仕事に合わせた動き方ができる人が求められます。
細かい部分までキッチリ完了させることが求められる業務と、100点中80点でいいからスピードが求められる業務と、業務には求められる質が異なるということなんですね。
例えば、顧客からの情報をまとめて、その情報を社内で処理する人にパスするとします。処理する人は今週中に完了させなければいけません。
この場合ポイントになる事実は、「自分がパスする情報を受け取って、さらに業務を進めていく人がいる」こと、「自分がまとめる情報を社内で処理する期限は今週中」です。
この例の場合、自分が情報をまとめるのに時間がかかればかかるほど、それを処理する人の作業時間が少なくなっていくことになります。
つまり、ゴールにたどり着くまでの関係者とゴール地点を理解することが重要なポイントということなんです。
情報を待っている側としては、まだかまだかとイライラすることでしょう。もちろん焦って適当な情報を渡すことはダメですが、次の作業のことまで考えて、情報の精度とスピードのバランスを考えることが仕事ができると思われる人の仕事への取り組み方なのです。
もし100点満点の情報がまとめられないとしても、その事実を伝えた上で次の人に渡すという選択肢もありますよね。
「80点の情報を素早くパスし、20点分は確認中で今週中には入手できない可能性があります」と言って、処理する人に相談してみるのはどうでしょうか。
どこまでの精度が求められているのか、スピードはどれぐらい必要なのか、状況を見ながら関係者と確認するというメリハリをつけてみましょう。
2.メールだけが仕事?コミュニケーション手段を選ぶセンス
メールで仕事をするのが悪いということではありません。
仕事で関係者とコミュニケーションを取る手段はメールだけではなくいろんな種類がありますよね?
仕事ができない人は、その手段を時と場合によって使い分けることを考えない人が多いんです。
メール、電話、チャット、直接会って話す…コミュニケーション手段によって役割が異なってきますよね。
メールは、記録が残る・管理しやすい、文字数やデータが大きいものも送れる、いつでも送れるというメリットがある一方、メールが大量にたまっていて読むのが遅れる場合があります。
電話や直接会って話すと、文字では説明しにくい細かい背景を伝えやすい、その場で話が展開していくので業務スピードが上がるというメリットがあります。ただし、相手が不在の時にストップしてしまうというデメリットもあります。
チャットは、メールや電話をするほどのことでもない、でも今すぐちょっと確認したいという時に便利ですよね。
この他にも今の時代はいろんなコミュニケーション手段があるのではないでしょうか。
いずれにせよ、手段ごとに特徴がありますし、特徴をいかして使い分けること、相手の性格にあわせて使い分けてあげることが仕事ができると思われるポイントなのです。
メールだけ送って、仕事をした気になってしまうという人は、仕事ができないと思われている人が多いように思います。
わたしの場合、メールをあんまり見ない人、レスが遅い人に対してはチャットや電話、直接話す頻度を増やしたり、議論が長く続きそうだからメールで残して進捗がわかるようにしたりという意識を持つようにしています。
相手や状況に合わせたコミュニケーション手段を選ぶというセンスも、仕事として磨いていくといいのではないでしょうか。
3.キーパーソンをわかっていない
仕事ができない人の特徴として、なんでこの人に質問したの?その人に聞いても答えは出ないよ…という光景を見かけます。
つまり、その業務でのキーパーソンを把握していないということです。
もちろん入社したばかり、その部署に配属されたばかりなど人間関係や役割分担がわからないこともあると思います。
そんな時は、周りの同僚に、この話題について聞きたいんだけど、誰に聞いたらわかるかな?と相談してみればいいのではないでしょうか。
わからないまま自分で勝手に判断して、的外れな人に確認してしまうと、正しい方向に仕事を進められないということもあります。
誰に確認したらいいか、質問したらいいかというキーパーソンを意識することが仕事ができる人になる大きなポイントなんですよね。
わたしは職場での人間観察が好きなので、キーパーソンを探すのも楽しいと思うタイプなんですよね。
仕事をうまく進められない人に限って、仕事を理解していない人に質問してしまう。意図的なのか偶然なのか…わからない者同士で推測し合うよりも、一歩先の目線の人や知識レベルの人に相談すると、自分の成長にもつながっていきますよね。
職場にこんな人いる!と思ったあなた。アドバイスしてあげてみてください。あるいは、自分自身の仕事の進め方を見直すキッカケになればと思います。