好きなことではなく、得意なことで生きていく。それも一つの選択肢。
2017/09/27

「好きなことで生きていく」ということに対して、賛否両論いろんな議論を見かけるようになりました。
どう生きていくかは、人それぞれですので、こうすべきという提案をするつもりはありません。
でも「好きなことで生きていく」という呪文に苦しむぐらいなら「得意なことで生きていく」というのも、いい選択肢であるということをお伝えしたいなと思います。
1.「好きなことで生きる」ことへの劣等感は終わりにしよう
こういうわたしも「好きなことで生きていく」ということを目指さなければいけないという謎のプレッシャーにかかっていた時期がありました。
「好きなことで生きる」ということを実現できていない自分に、猛烈に劣等感を感じてしまうんですよね。
でも、結局そのプレッシャーから解放されたんです。
それはなぜか。「得意なことで生きる」という選択肢もあるということに気づいたからです。
もちろん「好きなこと”だけ”で生きる」ということができたらベストだと思います。
でも必ずしも「好きなこと」で「生きる(=食べていく)」ということにこだわらなくてもいいのではないかと。
好きなことは、いつなんどきでも、やっていけばいいんです。でも、好きなことで「生きる」ということが実現できなくても、好きなことはできるんです。
生きる、つまり食べていくということは、好きなことではなくてもいいのではないでしょうか。好きなことで生きていけていないということに、悩み苦しむぐらいであれば。
2.得意なことで生きるという選択肢
「好きなことで生きる」ということを選ばないとしたら、何で生きるのでしょうか。
苦しくてストレスが溜まるようなことはなるべく避けたいですよね。
そこで「得意なことで生きる」という選択肢が出てきます。つまり「得意なことで生活をする」。それで生まれたお金や時間を好きなことに使う。
わたしの場合、情報処理や事務処理、タスク管理が人より速く得意なんです。でも好きな訳ではない。
得意なことはパフォーマンスが評価され、結果的に得られるものも大きくなる。報酬や時間の捻出ですね。
人より上手くできること、褒められること、普段はあなたが意識していないかもしれないですが、よくよく考えるとちょっとした得意なことが見えてきたりします。
全てのことを仕事で実現するというこだわりは、本当に今すぐ必要なのでしょうか?
好きなことで生きていけないからといって、好きなことができないわけではないですよね。
自分にかけている呪縛を解放すると新たなステップが見えるかもしれません。