外資系企業で評価される人の特徴とは?

      2017/12/17

これまで日系企業では評価され出世できていたのに、外資系企業に転職したら評価されなくなってしまったと悩んでいる人は意外といるのではないでしょうか。

ひとくくりで日系企業、外資系企業という言葉では語れませんが、多国籍で日本ルールとは違う外資系企業で評価される人はどんな特徴があるのでしょうか。

今回は、資本だけ外国で従業員は日本人という外資系ではなく、従業員も多国籍な外資系パターンでお伝えしたいと思います。

 

1.わかりやすい行動・対策・結果が外資系では評価される

 

外資系企業で評価される人の特徴として、わかりやすい行動や対策ができているという点が挙げられます。

この人、日本企業だと周囲の人望を得られないだろうな…と思うような人でも外資系企業だと評価が高いなんてこともあります。なぜなら、とにかく外国人はハッキリした対応、迅速な行動を好むからです。

例えば、私の職場では、誰が見ても成果が出せていない人がいた時に、以前のマネージャーはそのまま特に対策せず様子見していました。

しかしマネージャーが変わり、その新しいマネージャーはすぐさま成果の出せない人が担当している顧客に、もう一人担当をつけて2人体制にしました。

つまり、もともと担当していた人からすると、自分ができないからだと戦力外通告されたも同然。かわいそうと思う人もいるかもしれません。

でもドライな言い方をすると、正しい判断でもあるんです。チームが最大の成果を出すために、何が最適な対策かを考え行動していくのがマネージャーの仕事の一つですよね。

問題が何で、それをどう対処したのか、どう改善されたのかという明確な行動と結果がないと評価されないということなんです。頑張ったんです!という日本的な根性論は外資系では評価の対象にはならないんですね。(もちろん評価者の国籍や考え方にもよりますが)

 

2.言い訳のような状況報告はよりも、ポイントしっかりと押さえる

 

外資系企業で評価が上がらないという人を見ていると、状況はどうなっているんだ?と聞かれた時に、今これが大変で…コミュニケーションの問題で…など言い訳に聞こえてしまうような不毛な状況報告をしていることが多いように思われます。

これは外資系かどうかに限らないことかもしれませんが、「だからどうなの?」と相手が聞き返したくなってしまうような状況報告は避けるようにしましょう。

進捗が悪いという場合でも何が問題で止まっているのか、それをどうしようとしているのか、いつまでにやろうとしているのかといった途中のポイントでもいいので自分が何を行動しているのかを伝えるようにしてみるといいかもしれません。

外資系企業で評価される人は、今起こっていること、この先に起こること・起こそうとしていること、自分がどこまでやろうとしているのかという線引きやタイミングをしっかり見ているのです。

 

 

外資系企業の場合、今頑張っているんです!こんな問題が発生しています!というアラーム機能だけでは評価されないのが現実です。

外資系企業で評価されたいと思ったら、途中経過や状況報告よりも行動・対策・結果を表に出すよう意識するといいのではないでしょうか。

 

 

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