本当に起業したい?フリーランスになりたい?〜現状が変わらないと思っている人へ〜

      2017/12/17

最近、起業塾やフリーランス支援のコンサルが増えていますよね。会社勤めではなく、自分のやりたいように生活する人が増えるのは良いこと。

ただ、その流れになんとなく触発されて、そういった起業やフリーランスを目指す人向けのコンサルやセミナーの消費者であり続けているのでは、何も変わりませんよね。

今回は、起業やフリーランスを目指しているものの、なかなか現状が変わらないと思っている人の考えるヒントをお伝えできたらと思います。

 

1.本当に起業やフリーランスを望んでいますか?

 

まず、改めて自分自身に問いかけてみてください。本当に起業したい、フリーランスになりたいのでしょうか?今目の前に事業を始めるチャンスが来たら、フリーランスとして生きていける仕事のチャンスが来たら、すぐに行動できますか?

この問いに、迷わずYESと言える人は、すでに何かしらの行動をしていて、少しずつでも現状が変わっていると実感しているのではないでしょうか。ここでYESと言うことに迷った人、あるいはNOという答えが思い浮かんだ人。無理して流れについて行こうとしていませんか?

チャンスがあったら…資金が貯まったら…人脈ができたら…自信ができたら…いろんな思いが浮かぶかもしれません。

本当にやりたいことなら、現状がどうあれすぐに行動するはず。という考えはよく聞くかもしれません。確かに、お金がなくても、人脈がなくても、なんとかする人はなんとかするんです。でも全員が全員、いきなり高飛びできるとは限りませんよね。高飛びできないからといって、起業やフリーランスを目指していないとは断言できません。

ただ、一つだけ言えることは、本当に望んでいるのであれば高飛びではなくても、小さな一歩を踏み出しているはず。何か行動しているはずなんです。

 

2.起業塾やセミナーに行って満足していませんか?

 

行動の一つとして、起業塾やセミナーに行って学んでいるという人がいるかもしれません。もちろん、それは否定しません。良いコミュニティーもあるかもしれませんし、実際に起業できた、フリーランスになれたという人もいると思います。

でも、起業やフリーランスになるということは、自分で考え自分で実行しお金を生み出していくということです。いつまでも塾やセミナーの受講生、つまり消費者側の視点でい続けてしまっては、自分で事業をするという視点は身につかないのです。

会社員をやりながらの副業の場合は、会社員思考が染み付いてしまっていて、なかなか事業家視点になれない人も多いのではないかと思います。会社員からの起業やフリーランスの場合、自分が会社員思考を少なからず持っていることを自覚しておくといいと思います。

その上で、起業する、フリーランスになるとはどういうことなのか。なぜそれを望んでいるのかを自分自身に深く問いかけてみるといいのではないでしょうか。

 

3.準備ができたら…?チャンスは突然やってくる

 

なんだか偉そうなことをツラツラと書いてしまいましたが、なぜこのような考えに至ったのか。実はわたしも起業やフリーランスを目指して色々なセミナーやコミュニティーに足を運びまくっていた時期がありました。

でも、なんだか行動している気になっているだけで、自分が思い描いている変化が見られないなと悩んでいたんです。自分自身の考え方が変わらなければ、どんないい話を聞こうが、どんなすごい人に出会おうが変わらないんです。

そう気づいてからは実践することを意識するようになりました。1円でもいいから自分でお金を稼いでみる。

そうこうしているうちに、海外で働くチャンスや、事業を一緒にやろうという声をかけていただく機会が増えました。その時、自分は事業をやった経験がないからできない…そう思ってしまっている自分がいました。

起業したかったんじゃないの?フリーランスになりたかったんじゃないの?自分で事業をやりたいんじゃないの?自分で自分に疑問を感じてしまいました。経験がないということを理由にしてしまっている時点で、起業やフリーランスなんて目指さない方がいい。

このモヤモヤした時期を乗り越えてから、わたしはとにかく小さなことでも前進すること。お金を稼いでみること。新しいことに踏み出してみることを意識して動くようになりました。

ダメなら辞めればいい、つまらないと思ったら辞めればいい。続けなれければいけないというルールはありません。

会社の看板ではなく、自分で仕事ができるって面白いことです。大きなことができなくてもいい、1円でも稼いでみる。その経験が、「経験がないから」という言い訳をつぶす武器になりますよ。

 

 

 

 

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