営業アシスタントでもキャリアアップできる?デキる営業アシスタントとは?

      2017/11/13

営業アシスタントは、あくまでアシスタントだし、これ以上のキャリアアップは難しいと思っていませんか?

営業アシスタントといっても会社によって任される仕事の範囲は違うと思いますが、営業アシスタントでもデキる人はキャリアアップ、キャリアチェンジのチャンスが十分にあるのです。

今回はデキる営業アシスタントの特徴をご紹介します。営業アシスタントからキャリアアップしていきたいと考えいている方のご参考になればと思います。

 

1.営業アシスタントとして求められる期待値を超えるコツは「柔軟性」

 

営業アシスタントといっても、業務範囲は様々。関わる営業の人柄やスキルによっても変わってきます。だからこそ、デキる営業アシスタントは「需要に応じて対応を柔軟に変化させられる」人なんです。

「これしかやりません」とひたすらルール通りに動くというスタンスでは、営業アシスタントとして求められる期待値を超えることは難しいです。営業アシスタントは、各営業と頻繁に業務で関わりコミュニケーションを取っていると思います。営業といっても、どんな作業が得意なのか、どんな業務に注力しているのかは人によって違いますよね。

だからこそ、その違いをしっかり把握し「この営業はこれが苦手だから、わたしがカバーしよう」「この営業はスケジュールを忘れがちだからチェックしておこう」など、営業の特徴に合わせた対応ができると、デキる営業アシスタントと評価されるようになっていきますよ。

 

2.営業アシスタントを超える”営業の視点”を意識する

 

営業アシスタントの中でも、デキるアシスタントと評価される人は、営業の視点を持っている人が多いです。営業経験があればもちろん良いのですが、営業経験がなくても営業の業務を積極的に理解するようにしましょう。

わたしの場合、営業経験があるので自然と営業目線で業務を見ているのですが、意識している視点としては、「営業が抱えている業務全体、優先順位を把握する」ことなんです。

営業と営業アシスタントでは業務の優先順位がかなり違うことが多いです。それは役割が違うので当然なのですが…。営業からすると時間をかけたくないことに対して、アシスタントから必要以上に催促されると対立してしまいますよね。

営業が何に時間を使っているのか、何の時間を省きたいと思っているのかという視点があると、営業と良い補完関係を築くことができます。

もう1つ大事な視点は「営業本人がやりたいのか、誰かに任せたいのか意思を確認する」です。営業は、どこまで自分でやりたいのかという意識が人によって違います。これは自分でやりたい、これは人に任せたい。その線引きを認識合わせするといいでしょう。わたしは、「任せていいと思うなら、わたしがやろうか?」とこちらから提案することもあります。

逆に、明らかに営業アシスタントの立場からは処理するのが難しい、リスクがあると思う場合にはハッキリと「営業にやってほしい」と意思表示することも必要です。ただし、単に「やりたくない」「できない」ということではなく「リスクを把握しきれていないから、アシスタントがやるのは危険」といった観点で営業との業務区分を考えるといいかもしれません。そうすれば、「じゃあ、ここまではやってほしい。後は営業がやる」という最善策にたどり着くことができる可能性が高いです。

 

デキる営業アシスタント、評価される営業アシスタントはどんな特徴なのかということをお伝えしましたが、営業アシスタントとして営業の右腕になること、”アシスタント”という域を超えるようになることが、あなたのキャリアアップにとって、かなり大切なことなんです。

そうすると、営業をやってみないか?というチャンスが来たり、他のチームから声がかかるという可能性も出てきます。もちろん、転職する際も「営業の視点を持っている」「営業の業務を理解する柔軟性がある」という点は強みになりますので、意識してみてくださいね!

 

 

 

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