計画の立てすぎは逆効果?!計画を実行に移していくコツとは?
2017/11/05

計画を立てていると、ちゃんと自分の予定を管理できている気分になりませんか?
スケジュール帳にぎっしり予定を書き込んだり、毎日毎日タスクを書いて見直してみたり。それなのに計画が実行できていないと悩んでいる人も多いかもしれません。実は計画の立てすぎは逆効果の場合もあるんです。
今回は、計画を実行に移せるようになるコツをご紹介します。
1. 計画の立て過ぎは逆効果!スケジュールを埋めることに満足していませんか?
計画はきちんと立てているんだけど実行できてない…という人に多いのが、計画の立て過ぎです。スケジュール帳が文字で埋まることが快感になっていませんか?勉強に関しても同じことが言えると思います。子どもの頃、塾に行って勉強した気になってしまうことはありませんでしたか?
わたしは一度も塾に通ったことがないのですが、それでも塾に行っている人以上の結果を出していました。なぜ塾に行っているのに結果が出ない人がいるのでしょうか?塾に行ったことで勉強した”つもり”になっていることが原因の一つなのです。
これが計画を立てて実行するという行為にも当てはまります。
もちろん、計画をきっちり立てて、確実に実行に移していく人もいます。でも、もしあなたが計画を立てても実行できていないという場合、計画の立て過ぎかもしれないと疑ってみてください。
「計画を立てる」という行動自体が目的になってしまっているのかもしれません。本当の目的は「計画を実行すること」のはずですよね。
2. 計画を実行できなかった原因を振り返る
計画を立てても実行に移せなかった時、その原因は何なのでしょうか。「時間配分に無理があった」「やる気がおきなかった」など、いろいろな原因が見えてくると思います。
計画を実行に移せなかったと自分を責めずに、なぜ実行に移せなかったのかを分析してみましょう。そうすれば実行に移せるようになっていきます。
時間配分に無理があった場合、そもそも実行不可能な計画を立ててしまっていたということです。あえて不可能に見える計画にして自分を高めるという目的があるならOKですが、そうでないなら、猶予時間を含んで設定するよう意識しましょう。
やる気がおきなかったという場合、なぜやる気がおきなかったのでしょう。やりたくないけど、やらなければいけないということだったのでしょうか?
それなら、先に片づけてしまうという癖をつけるといいかもしれません。わたしは、面倒なことは先にさっさと片づけてしまい、後でじっくり好きなことに取り組むという順番にすることが多いです。その方が心もスッキリした状態で好きなことに取り組めます。
計画を立てるという行為は、それ自体が大事なのではなく、その実行のためのステップなのです。計画を立てること自体にあまりエネルギーを奪われないよう、あなたの計画の立て方を見直してみるのもいいかもしれませんよ。