社内プレゼンの極意。人の心をグッとつかむプレゼンのために押さえておくべきポイントとは?
2017/10/29

プレゼン苦手だな…そんな苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。特に日本は欧米と異なり、学生時代にプレゼンをする機会が少なく、会社に入っていきなり出番となってしまいますよね。
プレゼンに対するノウハウは色々あるかもしれませんが、押さえておくべきポイントは、実はシンプルです。
今回は社内プレゼンに関して押さえておくべきポイントをご紹介します。
1.プレゼンの極意。聴衆の心を引き込む
社内プレゼンは、聴いている人の立場によって求めることは異なってきます。ただし、「業務に関係ある情報を知りたい」「要点だけわかればいい」など大多数の人が求めることは同じです。そんな社内の人たちの心を掴むプレゼンをしたいですよね。
わたしがこれまでの会社員人生で一番尊敬しているスーパーマンのような人の社内プレゼンは、本当にわかりやすい。1時間聴いていても、ずっと集中していられます。
それはなぜなのか?ポイントは、「大事なところと、飛ばしていいところをハッキリ区別して説明している」こと→聴く側としては集中力のメリハリをつけやすい。
「ただの説明書、解説ではなく、一人一人の業務との関連性をふまえてプレゼンしている」こと→自分事として捉えやすい。
この2点を意識するだけで聴く人の心の掴み具合はかなり変わってきます。
2.資料では読み取れないことを、プレゼンで追加
これは社内に限らずプレゼンで重要なポイントですが、プレゼン資料に書いてあることをただ読むのでは、せっかく口頭で説明する効果が薄れてしまいますよね。社内プレゼンというのは、「プレゼン資料に書いてある文字やデータではすぐに理解できないことを口頭で説明する」ための機会と言ってもいいぐらいなのではないでしょうか。
日本人に多いのは、ただプレゼン資料を一通り読むのがメインだったり、プレゼンに強弱がなく結局何を伝えたいのかがわからないというプレゼンです。
それを避けるためには、「そのプレゼンを通じて”相手に何を理解してほしいのか”」「要点として何を伝えたいのか」「データから言えることは何か」といったポイントを意識するようにしてみてください。
社内プレゼンは回数を重ねれば慣れてくるものでもありますが、ポイントがわかっていないと成長速度は遅れます。この人のプレゼンはわかりやすいな、周りの反応がいいなと思ったときは、その人のプレゼンのどこが良かったのかを分析してみましょう。
難しく考えすぎて恐れる必要はありません。ポイントを押さえ、聴いている人の立場も意識すること、自分が何を伝えたいのかをハッキリさせることで社内プレゼンのレベルはグッと上がりますよ。