女性は転職に不利?転職に不安を感じたら問いかけるべき2つの質問とは?
2017/10/21

女性で転職するということに、大きな不安を感じる人が多いですよね。
女性はライフプランを考えるタイミングが多いので、転職への漠然とした不安大きくなってしまう傾向が強いんです。自信がなくて、だったら今のままでもいいかなと、自分を納得させてしまう人も多いのではないでしょうか。
女性だからといって、転職をあきらめるのは早いかもしれませんよ。今回は、女性が転職に不安を感じたときの対処法を2つお伝えします。
1.転職を思い立ったら…あなたが大事にしたいものは?
女性が転職を考えるようになったとき、まず考えてみるといいのが、あなたが仕事で大事にしたいものは何か?ということです。
このポイントでしっかり自分と向き合っていないと、ずっと自分を無理に納得させたり、誤魔化したまま、表面的な転職をしていくことになります。
わたしは、新卒で入社した会社を2年半で辞めて転職しました。この時、わたしが学生時代に自分の軸だと思っていたものは、仕事をしてみると実は違うということに気づきました。
わたしの場合、学生時代は「万人に必要とされる業界で働きたい」という建前のようなものを自分に言い聞かせていました。でも1社目で働いて気づいたのは、自分個人としての存在価値を発揮したいということでした。なので、職種や業界へのこだわりを一回捨てて、転職活動をしました。
あなたの大事にしたいことは何ですか?
女性が転職を考えるとき、どうしても自分の希望よりも、周囲の期待や会社側の期待に合わせるような選択をしてしまうことが意外と多いんです。
あなたが本当に望んでいる働き方、生き方をもう1度考えてみましょう。
2.女性も夢を語っていい。転職へのアンテナを張り始めると情報が変わる
女性って一般的に「夢をあまり語らない(現実的)」「自信を持てない」という傾向が強いんですよね。わたしも、昔はその傾向がかなり強かったです。育った環境や家庭に影響も大きいかもしれませんね。
わたしの家は、裕福とは言えない家庭でした。三姉妹の末っ子のわたしは、頼まれるでもなく無意識に我慢する癖がついていきました。お菓子をおねだりすることもない、あれ買って、これ欲しいと言わない子どもだったんですよね。それが染み付いてしまっていました。
でも、社会に出ていろんな経験を経ていくうちに、自分の欲求を大事にできるようになりました。日本人女性は、特に謙虚に、自分の個性をおさえることが美徳のように刷り込まれてしまっている部分があるのかもしれません。
女性だって夢を語っていいし、自分を低く評価する必要はないんです。
とはいっても、結婚、出産という人生イベントを通過する可能性があると考えると、男性よりも転職が不利だし評価されないのではないか…そんな不安も頭に浮かびますよね。でも「もしこうなったら…」って不安を考え出すと無限なんですよね。ひたすら不安しか出てこなくなる。
そんな時は、冷静にこんな質問を自分にしてみてください。「その不安が実現する確率ってどれぐらい?」「想定しうる最悪の事態ってどんな状況?」
そこまで考えてみると、不安に思っていることが、不安じゃなくなってきますよ。
まず試してみる、実験してみる。それぐらいの気持ちで一歩踏み出してもいいんじゃないでしょうか。
これやってみたい、こんなことに関わってみたい、どんどん発信したらいいと思います。アンテナを張ると、情報も入ってきます。意識し始めると、自分はこんなこともできるかもしれない、言い方次第ではこんなことができると言えるかもしれないとアイディアが出てくるんです。
転職って大きな変化。しかも初めての転職だとなおさらですよね。変化するのが怖くて、未知の不安が大きすぎて、転職しなくていい理由を探してしまいませんか?
女性だって前へ出ていいんです。好きなこと、嫌いなこと、口に出していいんですよ。