意外とシンプル。仕事ができる人の会議での行動3つの特徴とは?

      2017/10/09

仕事ができる人は、会議の場でも活躍しているように感じることはありませんか?仕事ができる人は会議でどんなことを考え、何を発言しているのか、どんなポイントをおさえればいいのか気になりますよね。

ただ会議でたくさん発言すればいい、目立てばいいということではないんです。

今回は、仕事ができる人の会議での特徴を3つご紹介します。

 

1.会議のゴールは何かを最初に伝える

 

仕事ができる人が会議を主催すると、会議の最初に(むしろ会議招集の時点で)、何を議論するために集まるのか、どんなポイントで議論を進めるのかを参加者で認識合わせすることを怠りません。

この会議何のために招集したの?この時間で何を話し合うべきなの?この点が、参加者同士でバラバラの理解だと、せっかくの会議がうまく進まなかったり、必要なゴールにたどり着けず、ただなんとなく発言し合って終わりという無駄な会議になってしまうんです。

会議を主催する時、あるいは参加者の側でもその会議のゴールは何なのかを意識するようにしましょう。

事前に会議参加者へ会議の目的を明確にしておくことのメリットは、参加者のアイディアや情報を会議当日に最大限引き出しやすくなるということなんです。

仕事ができる人であればあるほど、議論の論点は何か、ゴールは何かということを意識しながら会議を進める人が多いのです。だからこそ、事前に会議の目的をしっかり伝えておくことで、参加者の頭の中をクリアにしておくことができます。

 

2.仕事ができる人は曖昧を避ける。会議での消化不良は残さない

 

仕事ができる人は、会議中に疑問に思うことは確認し、疑問を残して引きずるということをしません。もしその場で答えが出ないことでも、会議後に誰が何を確認すべきかということは決めて会議を終わりにします。

特に日本人は、会議中になかなか発言しない人が多いですが、会議中に発言せずに、会議が終わってから議論をし始めるという光景を見かけます。これって、せっかく集まって会議する意味がないですよね?

誰かが疑問に思っていることは、他の人も疑問に思っているかもしれませんし、新たな確認事項が出てくるかもしれません。会議は参加者みんなの意見、質問、確認、認識合わせがあってこそ意味のあるものになるんです。

 

3.会議中に議論がずれたら軌道修正する

 

仕事ができる人は、会議中に議論がズレてくるときちんと本題に戻すという軌道修正をしています。

ちょっとした質問から議論が変わっていったり、誰かの発言によって別の議論が盛り上がったり…会議は参加者が多かったり、複雑になるほど本来のテーマと違うことが議論されて、時間が過ぎてしまうことがありますよね。

仕事ができる人は、会議を全体と点の両方で見ているのです。全体の流れを無駄のない議論にもっていく誘導役でもあれば、各議論のポイントを指摘したり、提案したりという点の部分も見ています。

この両方の視点が持てるかどうかが、仕事ができる人とできない人の差を生んでいるのではないでしょうか。

決して、会議で目立つべきということではありません。ただ発言すればいいということではなく、会議の目的を考え、どんなことに疑問を持ち、会議後にはどんなアクションをすべきかという意味のある会議になるように、ポイントをおさえることが大事なんですよね。

仕事ができると思う人の、会議での発言に意識を向けてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

仕事ができる人の会議への考え方、行動はある意味シンプルなんです。本当に会議が必要なのか、この会議のゴールは何か、会議中に何を確認する必要があるのか。ポイントさえつかんでしまえば、あなたの会議への姿勢は変わっていくのではないでしょうか。

 

 

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