幸福感=○○?幸福感を高めるために意識すべきこととは?

      2017/10/09

幸せだな…と感じる幸福感は、人によって感じ方が違いますし、何に対して幸せだと思うかも人それぞれです。

誰かを幸せにしてあげたい、自分が幸福感を感じたい…自分に対してでも、他人に対してでも、幸福感の基準は違いますよね。

自分や他人の幸福感を高めたいと思ったらどうすればいいのでしょうか。

ここでは他人に対して、自分に対してに分けて、幸福感を高めるために意識すべきポイントをご紹介します。

 

お金をかけること≠幸福感?-他人に対して-

 

高収入になったり、資産を形成して経済的に余裕があることでお金をかけた娯楽や食事ができることは、必ずしも幸福感を高めることにはなりません。特に男性は、お金をかけること=幸福感を感じられると思っている人が多いかもしれません。

私の知人の男性は、昔は貧乏で大変苦労されたのですが、その後資産形成に成功し、今では経済的に何も困ることがない状態になりました。でも奥さんは「貧乏な頃の方が良かった…」と。

男性からすると、努力して資産形成して「奥さんに良い思いをさせてあげたい」と思っていたのですが、それは奥さんにとっての幸福感にはつながらなかったのです。つまり幸せの象徴が人によって違うということなんですよね。お金が幸せの象徴と思っている人と、そうではない人ではお金の価値が変わってきます。

「幸せにしてあげたい」と思って相手にしていることは、あくまで”あなたが幸福感を感じること”であって、相手が幸福感を感じることとイコールではないんです。

お金をかけた経験やモノが、全ての人へ幸福感を与えるものではないということを頭に入れておきましょう。

 

あなたが幸せだと思う瞬間は?-自分に対して-

 

周りの人が幸せそうに見えることってありませんか?それって、みんな思っているんですよ。あなたのことを見て、幸せそうでいいなと思う人だっているかもしれませんよね。隣の芝は青く見えるんです。

でも、幸福感って人と比べるものではありません。なぜなら、幸福感の基準が人によって違うからです。

お金、景色、場所、食べ物、人、経験…どんなことに、あなたは幸せを感じますか?普段の生活を振り返って、小さな感覚でいいので、幸福感を感じる瞬間を書き出してみてくださいね。

そうすると、あなたがどんなポイントに幸福感を感じるのかが見えてきますので、なるべくあなたの時間やエネルギーをその分野に費やすようにすればいいんです

幸福感は、みんなが日常でも感じることであって、他人と比べてしまうから幸福感が隠れてしまっているだけなんです。

わたしの場合は、豪華な旅行や豪華な食事というよりも、人間的なあたたかみを感じられる経験や美しい景色や壮大な自然を見たときに幸福感を感じることが多いんです。だから旅行に行く時間とお金を作ることへの優先順位は高いですし、旅行に行かなくても身近でそんな感覚を持てる経験を探しに行ったりします。

 

 

幸福感は人によって基準が違うことなので、人に与えることでもなく、人と比べることでもないんだということを理解しておくと、幸福感をもっと身近に感じられるようになるのではないでしょうか。

 

 

 

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