いよいよ年末!1年の振り返りと目標設定3つのポイント
2017/10/09

年末が迫ってくると1年の振り返りと、来年の目標を決めようとしている人も多いのではないでしょうか?
年末に行う1年の振り返りの方法によって、来年の行動や方向性が決まってきますよね。でもどうやって1年の振り返りをすればいいのでしょうか。
来年の行動をより意味のあるものにするために、1年の振り返りと目標設定のポイントをご紹介します。
1.1年の振り返りの基本!今年良かったことは?
まず1年の振り返りの最初に行うべきことは、今年の出来事の中で「良かった」ことは何かを振り返ることなんです。スケジュール帳を見返すなど、過去の出来事を振り返って書き出してみてください。
書き出したら「なぜ良かったと感じたのか」を考えてみてください。「良かった」とあなたが感じることは、あなたが大事にしていること、楽しいと思っていることだからです。
あなた自身の価値観を認識することで、どう行動して、どんなことを辞めていくと来年がよりあなたにとって実りのある、豊かな1年になるかが変わってくるんです。
1年の振り返りをすることが、あなたの人生の価値観を再認識するキッカケになるのではないでしょうか。人生の価値観は、経験によって少しずつ変わっていきます。だからこそ定期的に見直す時間を作って、今のあなたの行動が人生の価値観に沿っているのかを見つめてみましょう。
2.来年に活かすために。今年を振り返って改善したいことは?
1年の振り返りを行う上で、来年の行動にいかすために重要なのが、今年の出来事の中で改善したいと思うことは何かを考えることです。
例えば「英語の勉強をもっとしたかったが結局何もしなかった」といったことが思い浮かんだとしましょう。これを来年には改善したいこととしてリストアップしておきましょう。
ただし、1で書き出した「良かったこと」に対して、「改善したいこと」が多くてネガティブなことばかり書き出すのはNGです。あくまで、前向きな振り返りであることを意識しておきましょう。
ここで注意したいのは、今年できなかったことが全て来年への改善ポイントではないということです。今年の目標の中に入っていたもので達成できていなかったとしても、そもそも来年に持ち越す意味のあるものなのかということを考えるといいと思います。
その上で、やっぱり改善したいと思ったらリストアップするといいのではないでしょうか。
3.振り返りをもとに、来年の行動目標に落とし込む
これまでご紹介した2つのポイントを踏まえて、来年どうしていくか具体的な行動目標を考えます。ここまで考えてこその、振り返りですよね。
来年の目標を考える上でポイントになるのは、具体的な行動目標を書き出すということです。例えば、先ほどの「英語の勉強ができなかった」という改善したいことに対しての来年の目標は、「1日1単語覚える」といった具体的で小さな目標にすることが大事です。
ただ「英語をできるようにする」という漠然とした目標では、また今年と同じことを繰り返すだけになってしまいます。あまり無理な目標ではなく、無理しなくても習慣として続けられそうな行動目標を考えてみてください。
来年の目標のたて方を詳しく知りたい方は→また1年変化しなかった…次こそは変化する来年の抱負の作り方とは?
年末に行う1年の振り返りと来年の目標設定、どんな方法でやるかによって来年の行動や実現度合いが変わってきてしまいますよね。
今年1年の出来事を思い出し、あなたの感情も振り返った上で、来年の具体的な目標を考えていきましょう。
振り返りと目標設定という行為自体に満足してしまうのではなく、本当に実践できる意味のあるものにしていくといいのではないでしょうか。