強すぎる承認欲求はストレスのもと。承認欲求とうまくつき合う2つのコツ
2017/10/10

他人に認められたいという承認欲求は誰にでもあるものですよね。その欲求を持つこと自体が悪いわけではありません。ただ、あまりにも承認欲求が強いと、自分を苦しめることになるのではないでしょうか。
承認欲求と程よい距離感を保つことで、あなたのストレスや余計な悩みは減るはずなんです。
今回は、承認欲求とうまくつき合う2つのコツをご紹介します。
承認欲求の根本を分析!承認されたいと思う理由は?
承認欲求は多かれ少なかれ、みんなが持っているものですよね。でも、その背景は人によって少し異なります。というのも子供の頃の環境や、親の育て方によって変わってくるからなんです。
あなたは、なぜ承認されたいと思っているのでしょうか?その背景を深堀りしてみましょう。
例えば、わたしも以前は承認欲求が強いタイプでした。これまで、小さい頃から”できる子”のようなイメージを持たれ、そのイメージ通りに結果を出し続けることが、わたしの使命となっていたからです。
そのため、社会人になってからも、名の知れた企業で働き結果を出すことで、他人に認められ評価されるのだろうと無意識に思い込んでいました。その傾向は、様々な人間関係に自然と出てきてしまうのです。恋人に対しても、自分のことを認めてくれていないと感じると反発心を強く出してしまっていたような気がします。
冷静に分析できると、なぜ自分が承認欲求を感じているのかがわかってきます。
わたしの場合は三姉妹の末っ子で、洋服はいつもお下がり。何をするにも姉のお下がりや、同じルールが当てはめられることが多かったんです。そのため、自分の個性を目立たせたい、それが自分の存在を認めてもらう方法なんだと子供ながらに思っていたのでしょうね。
人と同じものを嫌い、ちょっと人とは違う個性的と言われるような服装や考え方に憧れていたように思います。こういった家庭環境により、わたしはわたし個人を認められたいという思いが強まっていきました。
あなたの場合は、なぜ承認欲求を感じているのでしょうか?あなたの思い込みで、承認されなければいけないと思っていませんか?
一度、あなたの感情の根本を振り返り探ってみましょう。
承認欲求とうまくつき合うために。今のあなたでいいという許可
承認欲求に基づいて行動していると疲れませんか?その束縛からあなたを解放するためには、今のあなたでいいという許可を自分に出してあげることです。わたしは「ありのままの自分でもいいんだ」と思えるようになるまでに経験と時間を要しました。でも、今は本来の自分を伸ばす、輝かせることに集中できるようになりました。
自分に自信がないし、そんな簡単に自分を許可してあげられない…と思うかもしれませんが、「あなたができたこと」を小さなことでいいから書き出してみてください。
今日、予定通り9時に起きれた。そんな小さなことでいいんです。できないことを思い出すのではなく、できたことを思い出してください。
今のあなたでも、できることはいっぱいあるんです。まずは、あなた自身を許可してあげましょう。その後で、こんなこともできたらもっと楽しい、こんなことがプラスされたらカッコいい。そんな感じで足していくという流れで考えてみてください。
承認欲求は一生向き合っていく感情かもしれません。承認欲求が強すぎると保身のために人を傷つけたり、人間関係がうまくいかなくなってしまいますよね。
だからこそ、承認欲求が自分を苦しめるストレスではなく、ほどよいプレッシャー程度のおつき合いができるように、今のままのあなたでいいという許可を出してあげてくださいね。