初めての仕事でもすぐにキャッチアップ!初めての仕事や職場で意識すべき重要な3つのポイント
2017/10/14

部署異動や転勤、転職…いろんな理由によって新たな仕事、職場でのスタートをきるという経験は、誰もが経験することなのではないでしょうか。
慣れない仕事を覚えるのは不安ですし、周りからどう思われるかも気になってしまうものですよね。
初めての仕事をスムーズに自分のものにしていくために、意識すべき重要な3つのポイントをご紹介します。
1.初めての仕事に取りかかるなら、まず仕事の所要時間を知る
初めての仕事をいかに早く吸収していくか、一日も早く戦力として組織になじんでいくためには、その組織において担当している業務を進めるのにどれぐらいの時間がかかるのかを理解することが重要です。
例えば、3時間もかかる作業を、いきなり当日中にやってくれといって依頼すると、依頼された側はこの人は業務内容をわかっていないと思ってしまいます。
逆に、5分で終わるような説明をわざわざ1時間の会議招集をかける。これも、仕事の内容をわかっていないと思われるでしょう。人の時間を奪っているという意識がないという証拠ですからね…
とはいっても、初めての仕事を進めるときは、それぞれの業務にどれぐらいの時間がかかるものなのか、すぐには把握できないですよね。
でも、この所要時間の感覚をつかむのが早い人は仕事の依頼の仕方、対応の優先順位に差が出てきます。
自分が担当する業務、それに関わるメンバーが担当している業務がどれぐらいの所要時間がかかるものなのかを観察してみましょう。
2.初めての仕事の全体像をつかむ
初めての仕事の場合、自分が任されている業務が組織全体の中のどんな役割を担うのかが見えにくいですよね。でも、全体像を知った上で、自分の業務の立ち位置がわかると、視野の広い仕事の仕方ができるようになります。
例えば、データ入力を任されたとします。あなたが入力を任されたデータはどこから来ていて、そのデータはどこに使われるのかがわかっていると、納期の予想もつきやすかったり、どの程度の精度が求められているのかもイメージしやすくなりますよね。
全体の流れと、あなた単体の業務。両方の視点を持っていると、周囲からこの人は仕事がわかっていると思われるようになると思います。
3.初めての仕事を大きく飛躍させてくれる「キーパーソン」を把握する
組織で仕事をする上で、どの人がキーパーソンなのかを把握することは、あなたの仕事のやりやすさにもつながる大事なことです。
初めての仕事、初めての職場の場合、誰がどんな役割で、その中でもどの人がキーパーソンなのかを早めにおさえましょう。
これが早くできるようになると、誤った情報で動いてしまう、確認作業が多くなってしまうという無駄な時間やミスを防げるようになります。
わたしは、職場で新入社員(全員中途採用)の導入トレーニングを担当することが多いのですが、この人は仕事がデキそう、仕事の勘が良さそうと思う人には、積極的にキーパーソンを紹介しています。というのも、仕事ができる人はポイントを早く把握したがるからです。
仕事のパフォーマンスがいまいちな人は、キーパーソンを紹介したり、ポイントを伝えても「そうなんですね〜」ぐらいの受け答えで終わってしまいます。
初めての仕事に取り組む時は、不安がつきものです。早く慣れることができるのかと落ち着かないこともあるかもしれません。でも、ここでご紹介したポイントを早めに理解するよう意識すれば、仕事の吸収が早い、戦力になると周りからも評価されるチャンスに変えることができますよ。