会社員とフリーランスは、仕事の任されかたが違う?個人で仕事をすると、意外なじぶんの特徴に気づく。

最近、ふとこんなことを感じまして。
会社員とフリーランスでは、仕事の任されかた(アサインされるきっかけ)がけっこう違うなと。
もちろん、どんな会社に勤めているかにもよるとは思いますが。
会社員として働いているときには気づかなかった、じぶんの特徴、まわりから必要とされる能力は、個人で仕事をすると見えてくることもあります。
今回は、個人の活動を広げることで、じぶん自身では気づいない、じぶんの特徴・能力を見つけるヒントをお伝えできればと思います。
1. 会社員は職種や役割が先。フリーランスは、得意に目をつけてもらえることも
なぜ、わたしがこのことに気づいたのかと言いますと、
わたしが個人の仕事を増やして、複業ワーカーとして活動をするようになってから、何度か同じ理由で「仕事を任せたい」と言われたことがあったんです。
それは、わたしが当たり前のことを当たり前にやっていたこと。連絡をきちんとする、返信をすぐ返す、納期や時間を守る。
「え、そんなことで認めてもらえるの?」と思うかもしれないですが、意外と基本的なことができない人も多いのだとか。
これは、ある種、わたしの特徴でもあります。昔から、仕事に対する姿勢は、ブレない。それが習慣として染みついているんです。
でも、この特徴は会社員として仕事をしているときには、スポットライトを浴びることはないのです。不思議ですね。
もちろん、信頼されるという意味で、仕事への姿勢は、会社員であってもフリーランスでも、影響するものです。ただ、「仕事を任される」「アサインされる」という観点では、みなさんそれぞれの特徴は、フリーランスの方が活用しやすいんです。
なぜなら、会社の場合は、その人の特徴や能力が必ずしも、仕事のアサインに直結しないからです。(もちろん、適材適所で考慮される部分はありますが)
営業にアサインされたら、営業として成果を出せるように、アサインされた本人が職種に合わせていくという感じなのではないでしょうか。みなさんも会社での仕事で思い当たることがあるかもしれませんね。
一方、個人で仕事を増やして、じぶんの得意や能力を認めてもらえると、その能力にあった仕事を任されて、得意をさらに伸ばすことができる可能性が高まるんです。
2. 特殊な能力や専門スキルがないと、あきらめるのはまだ早い?!
わたしは、数年前まで、じぶんに専門スキルがない、これ!といった能力がない、と焦っていたことがありました。
エンジニアやデザイナーのように、何かを作れるわけではないし……。なにか特殊な能力や目立つスキルを持たないと、フリーランスなんて目指せない。そう思っていました。
でも、実際に個人の仕事を増やしていくなかで、専門スキルがないからって、あきらめる必要はないと感じることが多くなったんです。もちろん、専門スキルや技術を持っている方がいいのですが。
でも、スキルの前に、まずは「あなたに仕事を任せたい」と思われる、人格や人への接し方、仕事への姿勢、丁寧さなど。基本的な人としての姿勢をおろそかにしないことが、思った以上に信頼につながることを実感しました。
これは、会社員として仕事をしているだけだと、なかなか評価として現れにくいので、じぶんでも気づきにくい特徴なんですよね。
なので、会社勤めをしながら、「じぶんにはスキルや能力がない……」と思っている方がいらっしゃったら、個人の活動を増やしてみることをオススメします。
そうすることで、「こんなことが信頼につながるのか」「こんな特徴がじぶんにはあるんだ」と、新たなじぶんの得意に気づくキッカケになるのではないかなと。