複業ワーカーって大変?なぜ複業という働き方を選ぶのか。

複業って、どうやってするんですか?そう聞かれることが最近多くなりました。
わたしは、外資系自動車部品メーカーに勤務しながら、PR会社の仕事に個人として携わっています。いわゆる複業ワーカーですね。
「それって、めちゃくちゃハードじゃないですか?」とか「複業ってどうやって始めるんですか?」と、わたしの働き方に興味を持っていただくことが増えたような気がします。
今回は、かなり久々のブログ更新になりましたが、わたしの複業スタイルをご紹介しようと思います。複業を考えている方のヒントになれば幸いです。
1.複業=労働時間が2倍になるわけではない
複業って大変じゃないですか?と聞かれることがあるのですが、おそらく、複業すると単純に携わる仕事が2倍、3倍となって、労働時間がどんどん増えていくのではないかとイメージされるようです。
でも、わたしの場合は、労働時間が2倍になったというわけではありません。むしろ、短時間で仕事を処理しようという集中力が上がったり、スキマ時間を活用する工夫をするようになったり、全体的に生産性があがったと感じています。
わたしが勤めている会社は、出社・退社時間がきっちり決まっているわけではないので、日によってメリハリをつけて会社と個人の仕事のバランスをとっています。
ある日は、朝に個人の仕事をして、遅めに会社へ出社することもあります。または、早めに会社を退社して、イベントに行ったり、個人の仕事をしたり。
スキマ時間の活用に関しては、個人PCをいつも持ち歩いて、どこでも仕事できる状態にしています。複業ワーカーとして活動するようになってから、以下のような工夫をしています。
・通勤時間にあえて各駅停車に乗って、座ってPC作業をする
・駅のホームのイスで、切りのいいところまで仕事をしてから次の移動へ
こう聞くと、いつ何時でも仕事に追われているみたいと思うかもしれませんが、それよりも、スキマ時間に一気に仕事を片付けて、気持ちよく遊びにいく、飲みにいくというよいメリハリがつくようになったんです。
2.複業をしていると、会社への愚痴や不満が減る
複業をするようになって、わたしは仕事のストレスが減りました。もちろん、これは人によるとは思いますので、複業したら全員がそうなるとは限らないですが。
会社勤めだけに集中してしまうと、その会社に自分の理想すべてを求めてしまう人が多いのではないかと思います。わたしも、その1人でした。会社の仕事内容や環境、人間関係が、自分の理想にぴったり当てはまることは、ほぼありえません。
そうであれば、会社で実現することと、個人で実現することを分けて考えたらいいのではないでしょうか。そうすることで、会社への愚痴や不満が減っていきますので、イキイキと会社で働くことができるようになると、わたしは考えています。
複業をすることで、結果的に、仕事のパフォーマンスはあがりやすい環境が整っていくかもしれません。
働き方・生き方の選択肢が増え、今よりもっと楽しく、イキイキと働きたい。何かほかの選択肢があるのではないかと模索する人は多いのではないかと思います。
複業を視野に入れているのであれば、ぜひ、少しずつでも携わる仕事を増やしてみてください。もちろん、合う合わないもありますし、あまりにも時間の制約がありすぎて、生活リズムがおかしくなるという場合には無理して続ける必要はありません。
理想の複業ワーカーのスタイルは、関わるすべての仕事が、複業をすることで生産性があがる、パフォーマンスがあがる、精神的によりよい状態になる、といったプラスの作用が起こることです。
それは、特別な人にしかできないことではなく、ちょっとした工夫や優先順位のつけ方次第なのではないでしょうか。