コンサルティングって面白そう、でも自分にはできない。そんな人こそ、コンサルティングの本質を知ると、もっと世界は広がる!

   

コンサルティングの仕事って、難しそうだけど面白そう!でも、経験がないから…優秀な人しかできない仕事なのかも。特別なスキルのない自分にはできないんじゃないか。そう思っている人も多いのではないでしょうか。

もちろん、転職という観点からコンサルティングの仕事を考えると、これまでの経験やスキルなども問われるでしょう。

わたしが今回お伝えしたのは、職種としてのコンサルティングではなく、そもそもコンサルティングの本質とは何か。実は、誰もがコンサルティングをすることができる可能性がある、気づかぬうちにコンサルティングをしているというものなのだということ。

「コンサルタント」になりたい人へのアドバイスではなく、どんなところにお金が発生しうるのか、どんなところにチャンスがあるのか、あなたがどんなところで価値を発揮できそうかというヒントになれば…ということで、お伝えさせていただきます。

 

コンサルティングは問題を解決すること。その本質に立ち返ると、身近にチャンスはある

 

コンサルティングとは、「企業などのクライアントに解決策を示してその発展を助ける業務を行うこと」とウィキペディアでは説明されています。もう少しシンプルに言うと、「問題を解決すること」ですよね。

転職市場でのコンサルタントという”職種として”コンサルティングをイメージしてしまうと、とても難しそうな仕事に感じてしまいますよね。というのも、世の中のコンサルティング企業は、優秀な知能を持った人が集まり、ハードワークで働きつづける。そんなイメージもあるのではないでしょうか。

わたしは、コンサルティング企業に勤めた経験があるわけではないので、どうしたらコンサルティング企業へ転職・就職できるのかというノウハウをお伝えできるわけでも、お伝えしたいわけでもありません。

わたしがお伝えしたいのは、コンサルティングという役割は、ひょんなことであなたも価値が提供できる、もっと身近なものでもあるということなんです。

 

わたしがとても慕っている実業家の方がいらっしゃいます。その方は、どんな仕事をしているのかと聞かれれば、コンサルティングということになるだろうという仕事をしています。

フィリピンに長く住まれていたことがあり、フィリピン人とのつながりが強く、土着の文化を知っていらっしゃいます。なので、フィリピンに進出しようとしている企業の仲介をしたり、うまくいかないビジネスがあったら問題解決のお手伝いをする。そこにお金が発生してビジネスになっているという感じです。

その方が言っていたのは「わたしは特別なスキルを持っているわけでもない。フィリピンに進出しようとしている日本企業内の社員の方が英語も堪能。でも、フィリピンのキーマンと仲がいいし、お願いすれば力を貸してくれる人のつながりがたくさんある」と。

 

これって、問題解決する上で、もっとも重要な要素と言ってもいいぐらい大事なことだと思うんです。特殊技能ではない。でも、「あなただから」という仕事ができるということなんですよね。

この、コンサルティングの本質を考えると、「あなただからこそできる」という価値が少しでもあれば、誰かの問題を解決することができるかもしれない。あなたの力を必要としている人がいるかもしれないんです。そこに感謝の印としてお金が発生すれば、立派な事業なんです。

コンサルティングというよりも、ビジネスの本質が「誰かや社会の問題を解決することでお金をいただく」ということですよね。その解決に自分の商品やサービスを使用するのか、モノを使わずに自分の「人」としての価値でお手伝いするかの違いだと思います。

 

 

自分ではたいしたことないと思っている自分自身の特徴が、誰かの問題を解決することがあるかもしれない。そう思うと、身近なところにチャンスはたくさんあるのかもしれませんね。

 

 

 

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