会社で評価されない!こんなに頑張っているのに…。そんなときの対処法とは?

   

会社で評価されない、認めてもらえない…と落ち込んだり、感情的に訴えたりしてしまうという人もいるのではないでしょうか。

評価してもらえない場合に、多くの人は次の2つの反応をすることが多いです。

まずは、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたり、どんどん反抗的な態度になってしまう人。もう1つのタイプは、わたしはみんなに比べて仕事ができないんだと落ち込んでしまう人。

いずれの場合も、状況は改善しないばかりか、悪化する可能性が高いんです。では、会社に評価されないときに、どうすればいいのでしょうか。

今回は、会社に評価されない、認めてもらえないというあなたが、状況を改善するヒントをお伝えします。

 

1.会社に評価してもらえない原因は何かを冷静に分析する。自分の不得意なことは、潔く辞めることも大切

 

上司が認めてくれない!この会社は自分のことを正しく評価してくれない!と感情が爆発してしまうことがあるかもしれません。でも、評価されないからには、何かしらの理由があるんです。それを冷静に分析してみましょう。

まず、評価されないのはあなただけなのか、あるいは、みんな評価されていない状態なのか。前者の場合は、あなたにも少なからず原因があるかもしれませんね。後者の場合は、評価者に問題がある可能性もあります。

評価者があまりにも特殊な人で、誰からも評判が悪い、部下全員が評価されないなど、モンスター上司のような場合には、あなたがどうこうしても改善は難しいかもしれません。その場合は、その評価者ではない組織で働くことができるように、仕事で成果を出すことに集中するというのも選択肢です。あるいは、いっそ、別の会社へ行ってみてもいいかもしれません。

ただ、評価者の問題ではなく、あなただけが評価されないということであれば、原因はあなたにもあるかもしれませんね。自分では、そう認めたくないという気持ちもわかります。でも、状況を改善するためには、ツライ現実にも目をつぶらず向き合うことが大切んです

会社で正しく評価されないと感じたのであれば、なぜ評価されないのかということを率直に上司に聞いてみてください。何を改善したら評価されるのか。それは、あなたが納得のいかない理由かもしれません。それでも、まずは、相手の意見を聞いてみることから始めてみましょう

その改善点は、あなたが少し意識を変えれば改善できることでしょうか?あるいは、今のあなたの能力や特性では難しいことでしょうか。

もし、改善が難しいかもしれないと感じたら、それは、今の仕事とは別の役割を担える場所を探すことをオススメします。決して、あなたが仕事ができない人と決めつけているわけではありません。あなたの得意・不得意、向き・不向きの区分で、不得意な分野に当てはまってしまっただけかもしれないんです。

 

2.会社に評価されないことへ怒りや恨みの感情を持ってはダメ!ネガティブな感情は何も解決策にならない

 

会社に評価されないという感情を持つと、途端に怒りや恨みをあらわにする人がいますよね。「なんでこんなに頑張っているのに評価されないんだ!」と感情的になってしまうのかもしれません。

こういったネガティブな感情が出てしまうときは要注意です。その感情を引っ込めることができず、自分で自分を認めたいがために、周囲に当たり散らしたり、誰かの足を引っ張ろうとするという非行に走ってしまう可能性があるからなんです。

こうなってしまうと、いくら暴れても、周りは離れていくばかり。最悪の場合には、強制的に組織から追い出されることもあります。

あなた自身は頑張っていると思っても、組織に貢献する頑張りではないという可能性もあるんです。たとえば、サッカーの試合で、チームメンバーが必死にボールを蹴り合って熱戦を繰り広げているなか、あなたがコートの端っこで100メートルダッシュをずっと続けている。それでも、あなたは「頑張っているので評価してください!」と主張している。こんな状況だとしたら、その頑張りは評価に値するものではないですよね。

会社が評価してくれない!と感情的になってしまうときは、深呼吸をして心を落ち着け、上のサッカーの試合の例のようになっていないか考えてみてくださいね。苦しいかもしれませんが、ときには、自分の落ち度を認めるということができる人間になると、一回り成長することができるのではないでしょうか。

 

 

会社に評価されない、誰も自分の頑張りを認めてくれないと思っていると、ネガティブな感情がどんどん大きくなりがちです。冷静に自分が置かれている状況を見つめ直して、その役割があなたに適任なのか、あるいは、あなたの頑張りの方向性があっているのかを考えてみるといいのではないでしょうか。

ミスマッチの仕事や組織にい続けることは、あなたにとっても、会社側にとっても、ハッピーではないことなので。あなたが輝ける場所は、もっと別のところにあるかもしれません。

 

 

 

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