女性のキャリア満足度はどうすれば上がる?思い込みをなくしてキャリアを変化させていくためには?

   

女性が仕事でどんどん活躍するのが当たり前の時代になりましたね。いまの日本では、まだまだ女性が仕事で評価されるという環境が男性に比べて少ないため、自分の力に気づいていないなんてことも多いんです。

転職してほかの仕事でちゃんとやっていける自信がない…、複業でさらなるチャレンジをしてうまくやっていけるのか…。そんな不安で、いまの現状にとどまってしまう人もいるのではないでしょうか。

今回は、女性がもっともっと仕事での満足度を上げるためのポイントをお伝えします。

 

1.女性のキャリアは無限大。できないと思い込んでいませんか?

 

先日、人材業界の営業としてのキャリアを築いている友だち2人(女性)と飲みに行きました。そのときに、こんなコメントが出ていたことが、少し気になったんです。

「この業界以外に転職できないよ…」「もっとスキルを身につけないと、複業とかできないんじゃないかな…」

わたしは心の中で「そんなことない!」と叫んでいました。もちろん、簡単に転職できるわけではないかもしれません。複業で仕事がスムーズにいかないこともあるかもしれません。でも、動く前からあきらめてしまうのが、もったいないと思うんです。

その2人の友だち同士は同じ職場なので、わたしはこんな質問を投げかけました。「お互い一緒に仕事していて気づく相手のいいところ、すごいと思うところは?」。そうすると、自分では気づいていなかった特徴がわかったり、頑張りを見てもらっているんだと感じて、本人はとっても喜んでいました。「わたし、リサーチ得意なんだ…」なんて気づきがあったみたいです。

この気づきがとっても大事。リサーチ力があるなら、リサーチ依頼のタスクを複業としてやってみるのもアリかもしれないですよね。やってみて難しいと思ったら、それはそれで1つの気づきですし。

まずは、自分で「できない」と思い込まないことが第一歩なんです。実践してみて、動いてみて、本当にできないと気づいたならいいのですが、その前に壁をつくってしまっている場合は、壁を取っ払ってしまいましょう。

 

2.不満をため込んでいませんか?不満はキャリア選択のチャンスかも

 

女性は仕事をしているなかで、自分を過小評価しがちです。そのため、不満を感じても我慢してしまうことも多いのではないでしょうか。(仕事で不満があって我慢してしまうのは男性ももちろんあることなのですが)

先ほどの営業女性の友だちと飲んでいたときも、話しているうちに、いろんな不満が思い起こされていたようです。「あの人は全然仕事していないのに…」などなど。愚痴や不満を言うことをオススメしているわけではありません。不満が出てくるときにあなた自身で観察してほしいのが、「その不満は、あなたが心の底で、自分の方が成果を出していると感じていること」である可能性が高いということなんです。

こういった不満があるときにオススメしたいのは、「その不満を堂々と上司に言うことができる」とあなたが自信を持てるぐらい、その仕事をやりきってみてください。「これだけやったんだから、もう文句は言わせない」と思うぐらいに。

それは大変だよ…と思うかもしれませんが、これが、あなたのキャリアにプラスになるんです。そして、あなたのキャリアへの満足度も上がるんです。「一つの仕事をやりきったと思えるぐらいやったという経験」は、あなたの自信につながることでもありますよね。そして、それぐらいやりきった時には、その職場で評価される人材になっているのではないでしょうか。

そうなると、職場で新たなチャンスに恵まれたり、転職するという選択肢も前向きに進められるかもしれません。あるいは、複業であなたの得意をさらに伸ばすこともできますよね。

不満が出てきたら、あなたがさらなるステップアップをするチャンスかもしれませよ。

 

 

女性は、キャリアへの満足度が高い人は少ないのが現状ではないでしょうか。それは、「わたしはこの程度しかできない」と思い込んでいる表面上の感情と、本当は「もっと評価されてもいいのではないか」と不満に感じている感情とが、まざってしまっているからだと思います。

思い切り行動してみましょう。目の前の仕事も、今後のチャンスも。走りきったと思った先にこそ、本当のあなたのキャリアが待っているのではないでしょうか。

 

女性のキャリア形成についてはこちらも→女性がいつまでもキャリアを積み上げていくために大事なこととは?〜森本千賀子さんの講演を聞いて〜

 

 

 

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