パラレルワークって何のため?収入以外の価値が大きいパラレルワークの魅力とは?

パラレルワーク(複業)、Wワーク…会社以外で仕事をして、自分の幅を広げていく人が増えていますよね。収入を増やしたい方という理由の人もいると思いますが、収入以外のメリットもあるんです。
わたしは、昼間は会社勤めをしていますが、パラレルワークとしていくつかの仕事を個人で進めています。実際にやってみないとわからない、パラレルワークのメリット。収入以外の面でも、自分の人生にプラスになることが多いと、最近しみじみと感じています。
今回は、パラレルワークの収入以外のメリットをお伝えしようと思います。
1.自分の得意に気づくきっかけが多い
会社勤めをしていると、アサインされたポジションの仕事をすることがほとんどなので、必ずしもあなたの得意不得意が考慮されるとは限りませんよね。そのため、その仕事で力を発揮できない場合に、周囲から評価されず、あなたは自信を失っていってしまいます。たまたまアサインされた仕事が、あなたの得意とは違うだけかもしれないのに、「仕事ができない」と思い込んでしまう可能性があるんです。
パラレルワークをしていると、会社とは違う仕事を複数進めていくことになります。しかも、多くの場合はプロジェクト単位でチームと仕事を進めるか、個人で1対1の仕事になりますよね。そうなると、会社で任されている仕事とは、使う筋肉が違う仕事をすることが結構多くなります。
特に、パラレルワークの場合、会社員のように年齢や入社年次など関係なく、あなた個人のスキルを発揮していくことになります。だから、会社ではマネージメントをしたことがないけれども、パラレルワークでプロジェクト進行を取りまとめたり、チームのマネージメントをやってみたら、思っていた以上に力を発揮してどんどん仕事を任されるなんてこともあり得るんです。
やってみたら、意外とこういう仕事得意かも!とか、あなたにはこんな仕事を任せたいと言われたり…という、会社勤めでは気づけない、あなたの得意なところに気づくきっかけがあるんです。
2.時間やエネルギーなど、あなたの人生のリソースへの意識が高まる
これは会社勤めだけをしている人でも、ちゃんと考えているよという人がいるかもしれません。でも、パラレルワークをしていると、時間・お金・エネルギーといった、自分の人生のリソースをいかに有効活用するかという意識が高くなるんです。
なぜなら、パラレルワークをしていると、必然的に、空いた時間を使うことが多くなったり、会社での仕事時間を短縮して会社外の時間を増やすように工夫することが多くなるからです。そうしないと、いくつも同時平行で仕事をスムーズに回すことができなくなってしまいます。パラレルワークで、単純に負荷が2倍、3倍と増えるのではなく、負荷をなるべく増大させない工夫をする。そうしないと、どんどん睡眠時間が削られて疲弊していってしまいますよね。パラレルワークをする意味ってなんだろうかと行き詰まってしまいますよね。
パラレルワークをするのは、いろんな面であなたの人生の幅を広げ、豊かになっていくためなのではないでしょうか。だとすれば、体を壊してしまうような無茶な生活ではなく、無駄な時間を減らす、効率をアップさせる工夫をするという意識を高めていくことが大切になるんです。
3.経験が増えることで、選択肢が広がる
パラレルワークをしていると、1社に勤めているよりも、経験を積むスピードがかなり上がります。会社だと決まったポジションの人に、決まった範囲の仕事が割りふられていく。でも、個人で仕事を増やしていくと、「やったことないけどやってみる」という仕事が多くなります。それが、あなたの経験値として積み上げられていくんです。一度経験してしまえば、別のところで同じような仕事をお願いされたときに、すぐに力を発揮しやすいですよね。
つまり、パラレルワークをしていると、手を上げれば挑戦させてもらえる場所が増えていくんです。これは、今後あなたがキャリアチェンジしていく、働き方を変えていくとなったときに、大きな武器になるのではないでしょうか。
パラレルワークで会社以外の仕事を増やすこと、それは収入以外のメリットが結構多いんです。これは、実際にやってみた人にしか体感できないことですよね。やったことのない人は、収入増やすためだけにみんなやっていると思っているかもしれませんが、実は収入以外の価値の方が大きいのではないでしょうか。
まずはやってみる。キツかったら辞めればいい。パラレルワークは、思いきってチャレンジするためにはいい生き方だと思いますよ。