あなたは大丈夫?仕事ができない人が陥りがちなコミュニケーションの問題とは?

      2017/11/17

仕事ができないと思われる人って共通点がありませんか?もちろん会社や仕事内容によって違う部分はありますが、根本的な仕事への姿勢に共通点があるんです。

今回は仕事ができないと思われる人の、コミュニケーションの取り方の特徴をご紹介します。

仕事の仕方を見直すきっかけ、部下へのアドバイスのヒントにしていただければと思います。

 

1.コミュニケーション手段を使い分けていない

 

仕事でのコミュニケーション手段は、今の時代、いろんな方法がありますよね。メール、電話、チャット、対面など。あなたは使い分けていますか?

仕事ができないと思われてしまう人は、コミュニケーション手段がかたよっていることが多いんです。特に「メールだけ」という人が多いのではないでしょうか。逆に、仕事ができる人はスムーズなコミュニケーションを行なっていますよね。時と場合によって手段を使い分けています。

例えば、わたしはこんな感じで使い分けています。

<メール>記録を残すため、多くの情報を整理して伝えるために

<電話>文章では伝えにくいこと、メールとして残ってしまうとなると身構えてしまう繊細な内容、話した方が早いというちょっとした確認

<チャット>まさに、ちょっと会話して聞くという程度の小さな確認、すぐに返信が欲しい内容

<対面>じっくり話した方がいい重要な話、複雑な議論、感情や姿勢を見せるため

 

仕事ができないと思われる人は、ひたすらメールでやり取りをしたり、相手の微妙な感情や状況を察知するということができないまま、伝書鳩のように情報を横流しするだけという仕事のやり方になってしまいます。

今の相手の状況に合わせたコミュニケーション手段は?今の内容に適したコミュニケーションのスピード、深さは?ということを意識することが大切なんですね。

 

2.自分が理解しないままコミュニケーションを進める

 

仕事ができない人のもう一つのコミュニケーションの特徴は「自分が理解していないまま進める」ということです。メールのやり取りをCCに入っているから客観的に見るということありますよね。その時に「何でこの質問をしているのだろう」「何でこんな聞き方をするのだろう」と思う人はいませんか?

おそらく、その人は自分で理解しないまま、誰かに言われたから確認しているということが多いんです。自分の質問はなんのための質問なのでしょうか?ただ答えだけを聞くためのコミュニケーションを取っていませんか?

”自分で考える”というプロセスをコミュニケーションの中で挟むだけで、かなりコミュニケーションは変わってくるのではないかと思います。

 

仕事ができない人は、自分でうまくいっていないと気づいていないことも多いです。でも仕事が評価されない、うまく人を巻き込むことができないと思っている場合は、少しコミュニケーションの取り方を見直してみるといいのではないでしょうか。

 

 

 

 - コミュニケーション, 仕事術