自分らしくって何?自分の強みを見つける3つのポイント
2017/10/08

「自分らしく」という言葉をよく耳にするようになりました。自分らしく生きたい、自分の好きなことを仕事にしたいという思いを持つ人が増えているのではないでしょうか。
そのために、まず大切なのが自分の強みや能力を認識することです。
どうしたら自分の強みがわかるのか、そのポイントを3つご紹介します。
1.自分が子供の頃に頑張らなくてもうまくいったことは?
自分らしさを発揮するために必要なのは、自分の強みを知ることです。それは、もともと自分が持っている資質ということになります。自分の強みを知るために必要な作業は、自分の過去を振り返ることなんです。
そこでポイントとなるのは、「子供の頃に頑張らなくてもうまくいったこと」です。”頑張らなくても”というのが肝。
努力してできるようになったことではなく、生まれ持った強みが一人一人に存在するのです。
例えば、足が速かった、数字を覚えるのが得意だった…など小さなことでもOKです。
私の場合は、「足が速かった」「計算が速かった」「髪型いじるのが上手だった」などが思い浮かびました。
これらの特徴は、好き嫌いは関係なく、結果が出しやすいことにつながる特徴なので、思い浮かぶこと全てを書き出してみてください。
2.人からよく褒められることは?
生まれ持った自分の強みとは別に、成長していく中で身につけた能力もあります。つまり、得意になったことですね。
これは経験していく中で自然と身につけた場合もあれば、努力して能力をつけた場合もあります。
いずれにせよ、自分の能力を理解するために有効なのは、「人によく褒められることは何か」ということです。自分で意識しているものと、自分では気づいていないものもありますね。
例えば、「安心感がある」「仕事の作業が速い」「品がある」などどんな種類でもいいので思い出してみましょう。
能力って、すごく特別なものをイメージするかもしれませんが、ちょっとしたことでいいんです。
人から言われているということは、立派な長所なんですから。
3.好きなこと、興味があることとは区別する
これまで1と2で書き出したのは、強みや得意なことですよね。これらと、あなたの「好きなこと」「興味があること」を結構ごちゃまぜにして考える人が多いのではないでしょうか。
「強み」や「得意なこと」=能力的なもの
「好きなこと」「興味があること」=感情的なもの
これは区別して考えた方がいいです。
なぜなら「好きなこと」=「できること」にすぐにつながらない場合もあるからです。自分らしく、好きなことを仕事に…というゴールは素敵なことですが、そこにたどりつく道のりは人それぞれ。
いきなり好きなことを仕事にできなくても焦る必要はありません。できること、自分が結果を出せるものから取り組んでもいいんです。
そこで自分を発揮することが、好きなことへの線としてつながるようになるのです。
好きなことが仕事にならない、自分らしく生きたいけど何から行動すればいいかわからない。そう悩む人もいるかもしれませんが、焦らずまずは自分を見つめ直してみてください。
自分を分析することで、自分が何にまず集中したいのかを少しずつクリアになっていきますよ。
まずは結果出せることに集中、その先に自分らしい生き方を実現するという長期的なプランでもいいんです。
長い目で、自分の生き方をどうしたいか考えてみるといいんではないでしょうか。