営業アシスタントと良好な関係を築くコツとは?ちょっとした意識の違いで、アシスタントのパフォーマンスは変わる
2018/02/10

営業アシスタントとの仕事のやり取りがいまいちうまくいかない…営業アシスタントに仕事を頼みづらい…。営業をやっている人にとって、営業アシスタントの仕事の相性は、大きな影響を及ぼしますよね。
本来であれば、営業アシスタントのサポートによって、あなたの業務負荷が減る、あるいはエネルギーを使うべきところに集中できるというメリットがあるはずですよね。でも、営業アシスタントとの相性や仕事の頼み方など、うまくコミュニケーションが取れずに仕事しづらいと感じる人も多いんです。
今回は営業アシスタントへの仕事の頼み方、良好なサポート関係を築くコツをご紹介します。
1.営業アシスタントに何を期待していますか?
営業アシスタントに仕事をお願いするといっても、営業の人次第でその依頼内容は異なります。同じ会社の同じ部署内でも、営業が営業アシスタントに何を求めているかは違ってきます。
あなたは営業アシスタントに何を期待していますか?
人に仕事をあまり任せたくない、ちょっとした事務作業だけお願いしたいという人もいれば、営業に近い目線でかなり深く入り込んでサポートしてほしいという人もいます。
営業にとって営業アシスタントとの関係性は、マネージメントの練習と思ってしまうといいかもしれません。営業が上でアシスタントが下という意味ではありません。どうやったら相手の能力を最大限発揮してもらって、お互いに相乗効果になるのかという観点でいうと、部下を持ってマネージメントするときと似ている部分があるということです。
営業アシスタントの力をうまく活用するために、相手に何を期待しているのか、アシスタントのサポートによって、それがどう役立つのかということを、普段のコミュニケーションの中で伝える意識をするといいと思います。
営業アシスタント側も、人によって意識はさまざまです。本当に頼まれたことしかやりません、単純作業しかやりませんという人もいます。逆に、営業のように戦略的なことを考えたり、分析したり、自分で考えて期待値以上のパフォーマンスを発揮する人もいます。どんなアシスタントと仕事をすることになるかというのは、運としか言えないですが…
でも、どんなレベルのアシスタントだとしても、普段のコミュニケーションの取り方次第でアシスタントのアウトプットも変わってきます。
営業アシスタントの立場からすると、自分に何を期待されているのか、自分の仕事がどう役立っているのかということを感じられる方が積極的に仕事に立ち向かいやすくなります。
2.営業アシスタントだからという優劣をつけない
営業アシスタントというと女性が多いですね。そうなるとなおさら、営業が偉くて、アシスタントを見下すという意識を持っている人が、実は多いのではないかと思っています。この意識、アシスタントに自然と伝わってしまいます。
こうなると負のスパイラルで、尊重されていないなら最低限の仕事しかやらないと心を閉ざしてしまいます。営業アシスタントというポジションだからという優劣はありません。仕事の役割の一つの名称に過ぎないのです。
誰しも、自分が必要とされているという感覚、尊重されているという感覚は大事です。この感覚があると、自分の力を最大限発揮しよう、相手をサポートしようと前向きになれます。
営業アシスタントと一緒に仕事を進めるときに、「この人は何が得意なのだろう」「何を任せると力を発揮するのだろう」と考えながらコミュニケーションを取ってみてください。
そのアシスタントの得意不得意がわかってくると、機械的に仕事を任せるのではなく、自分の仕事のこの部分は任せようというアイディアが出てきます。もちろん不得意なことでも任せてやってもらわなければならないこともありますが。
ただ、相手の能力を見極めるという力は営業アシスタントとの関係以外でも役に立ちますので、ぜひ頭の中に入れておいていただけるといいのではないでしょうか。
営業アシスタントとの仕事のやり取りがうまくいかないと悩んでいるのであれば、今回の内容を参考にしていただければ幸いです。