女性が結婚後もアイデンティティーを保つコツとは?〜あなた個人としても、パートナーとの人生も豊かに〜

      2017/10/29

女性って結婚すると名前が変わる人がほとんどですよね。なんだか自分のアイデンティティーがなくなるような感覚がしませんか?「〜の奥さん」「〜のお母さん」というように自分個人として認識してもらえることが減ってしまいます。

それが幸せと感じる人もいるかもしれませんが、「自分のアイデンティティーがなくなる」と感じている人のために、女性が結婚後も一人の女性としてアイデンティティーを保つコツをお伝えします。

 

1.女性は結婚後も決定権を持つこと

 

昔よりも経済的に自立した女性が増え、結婚後も夫婦共働きで、女性も男性と同じくらいの経済力を持つ時代になりました。ただ、女性は結婚、出産という人生のターニングポイントをむかえることによって、どうしても男性より経済力が落ちてしまいがちです。

そうなると、旦那さんの収入に頼ることになり、自分の経済活動を自分で決定することに限界が生まれてしまいます。自分が欲しいものを買うことも、好きなところに旅行に行くことも、自己投資も。これがアイデンティティーを失ったと感じる一つの要因でもあると思います。

このアイデンティティーの喪失感を防ぐには、あなた自身で決定できることを持つこと、増やすことが大切です。自分の人生の中で、自分に決定権があるものが増えると、自分で操縦しているという感覚を持つことができます。それは仕事を持つことや、社会活動に参加するなど、あなた個人として輝くことができるものだといいと思います。

自分の人生は自分でコントロールしたいという思いが強い人は、特にこの点を意識するといいのではないでしょうか。

 

2.女性が結婚後もアイデンティティーを保つ、具体的な3つの行動

 

結婚後も自分のアイデンティティーを保つために、自分で決定権を持つものを増やす。具体的にどんなことを意識すればいいのでしょうか。行動としては何をするといいのでしょうか。

わたしの場合、次の2つのことを意識しています。

「複数の仕事をすること」これは収入の大小よりも、社会活動をしていることが精神衛生上いいという観点です。一人の個人として、一人の女性として、社会と繋がりを持つことで、何らかの価値を提供できているという自己肯定感にもつながります。

「発信の場をつくること」最近はSNSやブログなど、気軽に個人が発信できる場がたくさんあります。インターネット上でも、リアルな場でもいいので、自分を発信する場を持つといいですよ。これも結局は社会とのつながりをつくるという観点です。女性がアイデンティティーの喪失を感じるのは、つながりが家族だけ、活動の場もほとんどが家庭内という状況の場合に感じやすいんです。

 

結婚や出産というイベントを通過しても、一人の女性としていつまでも輝き続けるために。そして自分のアイデンティティーを保つために。ちょっとした意識の変化、行動の変化で心持ちは変わっていきます。自分のアイデンティティーを保つことで、パートナーとの不要な衝突も減るんです。パートナーを攻撃してしまうのは、自分が認められていないという不安からくることが多いので。

 

あなた個人としての人生も、パートナーとの人生も心豊かに送るために。

 

 - 感情コントロール, 生き方、ライフスタイル