制約を外すことは心豊かな人生への第一歩。自分の制約を外すコツとは?―香港に行って感じたことー
2017/10/28

知らず知らずのうちに、あなたは自分自身に制約を設けていませんか?自己啓発系の本などでは「セルフイメージを高める」とか「自分のリミットを外す」という話題が増えているのではないでしょうか。
本を読んだら制約は外れるのでしょうか?そんな簡単にできたら苦労しないですよね。表面上のノウハウではなく、自分で自分にかけている制約に気づき、その制約を外すことがあなたの変化の第一歩として重要なんです。
今回は、本当にあなた自身が納得して、自分の制約を外すためのポイントを2つご紹介します。
1.場所の制約を外す
あなたが自分自身にかけている制約は、いろいろな種類があると思います。場所、お金、時間、人間関係…まず、制約を物理的に外しやすいのは場所です。
わたしは海外旅行に行くのが好きで、ことあるごとに海外に行っています。「場所を変える」というのは、自分の既成概念を外すのに手っ取り早い方法なんです。人種、言語、生活習慣、交通インフラ…様々な面で日々の自分の環境との違いを感じることができるからなんです。なかば強制的に変化を感じることができるということですね。
そうすると、これまで自分が”普通”と思っていたことが”普通”ではなくなり、制約がどんどん外れていきます。
先日、わたしは知人と何人かで香港・マカオに行っていました。香港は東京をもっと大都市にしたような高層ビル群がある一方で、ボロボロのマンションが密集しているよう街並みです。
花粉の影響がなく、花粉症の人も楽に過ごすことができました。「花粉症が嫌なら、花粉がないところに住めばいい」そんなアイディアも浮かびます。そう、つまり、行く場所、住む場所なんていくらでも選択肢はあるんです。
そもそも旅行に行くのも、まして移住するなんて、いろんな「不可能な理由」が思い浮かびますよね?でも、なんとかしようと思ったら、なんとかなる手段が見つかるんです。
まずは、普段と違う場所に行ってみてはいかがでしょうか。海外じゃなくても、身近なところからでも非日常を経験すること。それが、あなたの制約を外すのにとても効果的だと思います。
2.お金の制約を外す
お金の制約を外すことがなかなかできない人は多いのではないでしょうか。なぜなら、あなたのお金の価値観は育ってきた環境で決まってしまってるからです。
わたしの場合、貧しい家庭に育ち、三姉妹の末っ子ということもあり、親におねだりをすることができませんでした。そのため大人になってからも、人におねだりする、何かを頼むということがとても苦手でした。ましてお金のことになると、遠慮してしまう自分がいたんですね。
でも、ある時、年収数億円を超える知人の方に指摘され、自分のお金の制約に気づきました。「ちょーだい」って言ってみればいいと言われて、はっとしたんですね。とはいえ、簡単には外れない…そう思っていたわたしに、その方がアドバイスしてくださいました。
「あなたが受け取ってもいい理由を100個書くこと」例えば、年収1億円になりたいなら「あなたが1億円受け取ってもいい理由100個」を書くんです。
そうすると、知らないうちに自分で自分に設けていたお金の制約がバカらしくなります。「そうだよね、私が受け取ってはいけない理由なんてない」そう思うことで制約が外れていくんです。
特に会社員勤めが長い人は、年収、月収という概念で縛られており、金額もだいたい上限が決められてしまいます。この既成概念を外してみましょう。あなたがいくら受け取ってもいいんです。
場所やお金に限らず、いろんな制約をあなたは自分自身に勝手に作ってしまっているのではないでしょうか。その制約通りの姿が今のあなたなんです。
「自分は年収500万円しか手に入れられない」「日本で暮らすことが決まっている」
そんなことは絶対的な事実なのでしょうか?よく考えてみると、そんなルールはどこにもないですよね。稼ぎたいだけ稼げばいい、住みたいとこに住めばいい。
あなたが受け取ってはいけない理由はないんです。