頭がいい人の問題解決の思考回路を身に付けたい…その2つの特徴とは?

      2017/10/29

頭がいい人の思考回路ってどうなっているんだろうって思ったことありませんか?どうして、そういうことに気がつけるんだろうかと。

ここで言う”頭がいい”というのは、勉強ができるとか知識として知っているということではなく、思考力・分析力に近いものです。この力があると、仕事に対する深堀りの仕方、視野の広がりが変わってきます。

今回は、頭がいい人の問題解決に対する思考回路の2つの特徴をお伝えします。あなたの仕事力アップのご参考に。

 

1.頭がいい人の頭脳は…毛細血管のような思考回路

 

頭がいい人って、思考回路が毛細血管のように広がっていると感じるんです。どういうことかと言うと、目の前に出てきた業務に対して”その業務が何につながっているのか””という広がりを考えることができるということです。

仕事で何か問題が発生した時や改善すべき課題に向き合う時、その業務の前後左右、水平垂直あらゆる方向に視野を広げて考えているんです。

例えば「生産予測データのクオリティが低い」という課題を議論しているとします。あなたならどんな切り口で問題に向き合いますか?何を分析しようとしますか?どんな情報を集めようとしますか?

頭がいいと思われる人って、「そのデータは何に使われるのか?」「そのデータはどのように作られているのか?」「クオリティが低いことが何に影響するのか?」「なぜクオリティが低くなってしまうのか?」…いろんな角度から分析しようとします。

つまり、対象(ここでいう「生産予測データ」)の前後の流れや影響が及ぶ範囲などをまず把握します。その後に、どう解決することがいいのか、そもそも解決する必要があることなのか、問題の前提に対しても疑問を持ちながら問題に向き合っていくのです。

この”問題の前提にも疑問を持つ”というスタンスはとても重要です。そもそも問題ではない可能性もあるということなんです。問題の根本に向き合うためにも、様々な角度で問題に疑問を投げかけてみるという視点の多様性がポイントなんですね。

 

2.頭がいい人の問題解決法は、仮説を立てたらまず実行

 

問題に対する情報収集、分析が終わったら、まず仮説が生まれます。頭がいい人は、仮説の多さとスピードがずば抜けています。これは、その仕事への経験が長いほど可能なことだと思ってしまいますが、仮説を立てて実行するという実践を意識して訓練するようにしていればある程度は鍛えられます。

業務への経験は浅いのに、この人頭がキレるなと思うことありますよね?その人は、問題への向き合い方、仮説を立てる力が強いのです。仮説を立てて終わりではなく、実行に移す。これが自分の中でデータとして蓄積されていきます。なるべくこのサイクルを早く回すこと、多く経験することを意識してみてください。

この経験を繰り返すことが問題解決への思考力を鍛えることにつながるのです。

 

頭がいい人の思考回路、本人は意識せずに自然とできていることが多いです。この人の思考回路を学びたい、身に付けたいという人がいたら、その人が答えを出すまでにどんな考えをしているのか、どんなプロセスで進めているのかという思考の過程を聞いてみるといいと思いますよ!

 

 

 

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