リピーター作りのために押さえるべき２つのコツ～美容師との出会いから～
2017/10/18
会社に属していても、個人でお仕事をしていても、”相手に信頼されてリピーターになってもらう”ことがとても大事だと感じている方も多いのではないでしょうか。
営業、飲食店経営、美容師…あなたのことを気に入ってくれて、信頼してくれて、継続的なおつき合いができたら、あなたの仕事の成果は上がっていきますよね。
”リピーターをつくるために、これだけはおさえておきたい２つのポイント”を、私の担当の美容師さんとの出会いからお伝えしたいと思います。
１．リピーターが多い人は、相手の悩みに対する提案ができる
今担当していただいている美容師さんとの出会いは居酒屋で隣の席だったことでした。隣の席で何気ない話をして打ち解けているうちに、その人が美容師だということがわかりました。
会話の中で、私の髪型に対しての指摘や提案をいくつかしてくれました。その指摘や提案がものすごく的確だったんです。美容師さんの言葉に、「そうそう、そこ困っているんですよ」「なるほど、そういうスタイルにチャレンジしてみるのもアリだな」と何度も頷きました。
最初から的確なアドバイスをされたので、その後の話にも耳を傾ける姿勢が大きくなったんですよね。結局、名刺をいただき、後日その美容師さんにカットをお願いする運びとなりました。
しかも、今まで特定の美容院に固定していなかった私がもう２年以上お世話になっている上、毎回どんなスタイルにするかは、美容師さんのアドバイスをかなり取り入れる、あるいは完全にお任せするという信頼ぶり。
この話で私がお伝えしたかったのは、「相手のニーズを的確につかむこと」しかも「出会って早い段階で」ということがいかに大事かということです。
まさに相手が悩んでいること、気になっているポイントを把握し、それに対する的確なアドバイスができれば、相手は一気にあなたの話に聞く耳を持ちますよ。
２．初めてのお客さまからリピータへの変化。サービス・商品提供時の安心感が肝！
まずは話に興味を持ってもらい、あなたのサービス・商品を試してみようというところまで来ても、リピートしてくれるようになるかは、また別の話ですよね。
リピーターになってもらうために重要なのは、初回の接点、およびその後のサービス・商品のパフォーマンスを相手の期待値以上にすることです。
2回試してみたけど、たいしたことなかった…そう思われてしまったら、もう2回目はないですよね。
先ほどの美容師さんの例では、実際にカットをしてくれる時にも、事前のカウンセリングや方向性の説明をしっかりしてくれたので、安心してお任せできましたし、ちょっとしたサービスも追加してくれたりと、期待以上の満足感でした。
この姿勢は美容師だけでなく、多くのビジネスに共通して大事なことではないでしょうか。
わかりやすく言うと、お医者さんのようにお客さんと寄り添うことが大事ということですよね。
信頼できるお医者さんは、まず症状把握、カウンセリングその後どんな治療や薬がいいかを提示、それがどんな効果を及ぼすのか、どんなリスクがあるのか…
患者さんが安心するように事前説明してくれるお医者さんにお任せしたいですよね？
こんな意識で、あなたのお客さまに接してみてはいかがでしょうか。数あるサービス・商品の中からあなたを選び続けリピーターになるということは、何か相手の心に響くものがあるからですよね。
