仕事で圧倒的に差をつける問題解決力を高める2つのポイント
2017/10/09

問題解決力は仕事の成果に大きく差をつける重要なスキルですよね。言われたことを言われた通りに処理するだけだと、何か問題が起きた時に対応の仕方を見つけられなくなってしまいます。
でも、問題解決力ってどうやって高めることができるのでしょうか。鍛えることができる力なのでしょうか。
仕事の成果を高めるために重要な、問題解決力を高める2つのポイントをご紹介します。
1.問題解決のためには、まず問題の根源(ボトルネック)を探す
問題解決力が低い人にとっては、問題が起こった時にどうしていいかわからなくなる、誰かが動くのを待っているしかないということが多いのではないでしょうか。そもそも問題の根本的な原因がわからないために、問題解決への糸口が見つけられないということなんです。
もちろん慣れない仕事や、入社したばかりで経験がないという場合、いきなり問題解決できなくても仕方ないと思うかもしれません。
でも、問題解決力が高い人は、突発的に起こったことや慣れない業務でも、どうやって進めていくか探る力がついているんです。これまでの経験から問題解決のヒントがどんなところに隠れているかという勘が働くということなんですよね。
この問題解決力を鍛えるために重要なのは、問題の根源は何かをしっかり探し当てることです。もちろん最初は仮説でいいので、何が原因かを予想しながら、その仮説が合っているかどうかを確かめるための情報収集をするという行動をすることになります。問題の根源を勘違いしていると、どんどん行動がずれていってしまいますよね。
最初から問題解決の糸口がわからなくてもいいんです。でもいろんな人にヒアリングしたり、情報収集していくうちに、問題解決のゴールへ一歩ずつ近づいていくことができるようになることが問題解決力を高める重要なステップなんです。
なぜそのトラブルは起こっているのか、人・プロセス・顧客…あらゆる方向から要因を思い浮かべて問題に向き合ってみてください。
偏った人に聞くのではなく、いろんな方面の情報を集めるようにするといいですよ。(一部のチームだけに聞くと、誰が悪いという犯人探しのようになってしまい、問題の根本解決とずれてしまう可能性があるからです)
2.問題にたどり着くために、適切な人にアドバイスを求める
問題解決力を高める上で、自分自身の頭で考えること以外に重要なのが、誰を頼るか、誰にアドバイスを求めるかということです。
他人に頼らず自分で解決したいと思うこともあるかもしれませんが、自分だけで考えつく問題解決方法は、ほんのわずかな方法、視野の狭い方法かもしれません。
あなたが選んだ問題解決方法が最適なのか、もっと他の方法もあるのではないかと試行錯誤することも大切なんです。
この試行錯誤の経験自体が、あなたの問題解決力を高める経験となりますが、この時に誰の力を借りるかも意識してください。
普段あなたが信頼している人に聞いてみるもよし、その信頼している人に、誰か適任者を紹介してもらうもよし。人それぞれ得意分野や知識・経験が違うので、誰にアドバイスをもらうかで、あなたの選択は変わってくるはずです。
うまく仕事を進められない人にかぎって、なんでその人に聞くんだろう…という人に聞きにいっていることが多いんです。
誰にアドバイスを求めればいいかわからない時は、経験豊富な人や人望の厚い人にまずは相談してみるといいのではないでしょうか。
問題解決力を高めるためには、あなた自身で問題を深堀りし、原因・解決方法を見つける場合と、誰かの力を借りて解決する場合があります。まずは誰かの力を借りながら、問題解決の糸口を見つけるトレーニングを何回も積み重ねていくことをオススメします。
その経験が、いずれあなたが自分の力で問題解決をしなければいけなくなった時のセンスにつながっていくんです。
トラブルや、うまく進められない問題が起こったときは、とにかく原因をまず見つけること、そして最適な解決方法をあなた自身で模索するあるいは誰かの知恵・経験を借りるということを意識してみてくださいね。