20代の転職は早い?20代だからこその武器も。20代の転職で意識すべきポイントとは?

      2017/10/09

転職が珍しくない今の時代、20代で転職を考えている人も増えてきていますよね。まだ若手と見られる20代で転職することは、アピールする経験がなくて不安…という人もいるのではないでしょうか。

20代の経験が浅い年齢での転職が、必ずしもネガティブなことではないんです。

今回は、20代で転職を考えている人が意識すべきポイントを2つお伝えします。

 

1.20代だからこその転職の強み

 

20代の転職は経験が浅いからといってマイナス面だけではないんです。わたしは20代で2回転職しています。しかも業界や職種はバラバラで。だからこれといって一貫した長い経験があるわけではありませんでした。

だから、経験をアピールすることが難しいと不安に思っていましたよ。でも実際に転職を経験して、若いうちに転職したことに対してネガティブな評価のされ方をした印象はありませんでした。むしろ20代で若手として見られるからこそ、転職で有利になることもあるんです。

なんといっても20代がベテラン層と違うのは柔軟性です。企業から評価されるために、無理に知ったかぶりをしたり誇張して自分をアピールする必要はありません。

どんな環境の変化にもスピード感を持って適応していける、異なる意見や文化を拒絶せず、受け入れることができる。これは経験を積めば積むほど、できなくなってくる人が多いんです。だから経験が浅いということが逆にアピールポイントにもできるんです。

もちろん経験が必要とされる職種の求人では、企業側の意図とあなたの想いがマッチしないこともあります。でも、20代で経験が浅いから…と弱気にならず、むしろ経験が少ないからこそ、これから吸収できる伸びシロが期待されるんです。

 

2.20代なら挑戦できる。いろんな転職の方向性が選べる

 

転職する上で、30代以降になると求められるスキルや経験が高くなっていきます。そのため、全く違う業界や職種へ行きたいと思っても、なかなか企業側が受け入れてくれない場合もあるんですよね。

でも20代の転職なら、まだまだ新たな挑戦をする猶予が与えられています。初めての営業に挑戦する、製造業からサービス業へ…など、過去の経験がそこまで重視されないからこそ20代は挑戦しやすいんです。

転職しようかな、どうしようかな…でも経験もないし、まだ今はいいか。経験積んでからにしようかな。それは、あなたが考えた末の納得した結論ならいいと思いますが、新しい世界へ飛び込むのが怖いからという理由だけで諦めるのは早いんじゃないでしょうか。20代だからこそ、失敗してもまた立ち直ればいいんです。

 

わたしは20代で3社経験しました。業界も職種もバラバラで。昔はこれ!という1つの深い経験がないことに劣等感を感じていたこともありました。でも、今振り返ると、いろんな経験をし、いろんな組織にいたことが、今の自分につながっていることも多くあるんです。

例えば、わたしは2社目でリクルートに転職していますが、個人で仕事をする今になって元リクルートという方とお仕事をする機会が結構あるんです。たまたまのご縁ではあるものの、一気に親近感が湧いてお互いにスムーズに仕事を進めることができたりします。

そして3社目の外資系企業では営業サポートのような仕事をしているのですが、そこで自分の”得意なこと”がハッキリとわかるようになりました。自ら選ぼうと思った仕事内容ではなかったのですが、お声がけいただいて転職したポジション。今となっては、自分の能力をとても発揮しやすい仕事に巡り会ったのかもしれないと思っています。

 

転職があなたにとって良いか悪いかは、転職してみないとわかりません。そして、それが良かったかどうかは、あなたにしか判断できませんよね。あの時転職しておけばよかったと後悔するよりも、転職しようという気持ちがあるなら、一歩踏み出してみてもいいかもしれません。もし誰かに相談したい、でも相談できないと悩んでいるのであれば、わたしでよければお声がけください。

 

 

 

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