転職の自己PR何書けばいい?自己PRを書きやすくする2つのポイント

      2017/10/11

転職活動をする上で必ずと言っていいほど書く場面に遭遇する”自己PR”。

自己PRって言われても何をアピールすればいいかわからないと、つまずいてしまうことも多いですよね。これといった特技もないし、自慢できる経験もないし…

必ずしも華々しいエピソードが必要なわけではないんです。今回は転職の自己PRの書き方、そのポイント2つをご紹介します。

 

1.自己PRの基礎!コンピテンシー(行動特性)から選択

 

最近よく人事評価制度に取り入れられるようになったコンピテンシー。これは、仕事で高い成果を発揮する人が持っている行動特性のことです。

コミュニケーション力、創造力、問題解決力…など、インターネットで調べてみると、色々な項目が出てくると思います。

そこから、自分の特性だと思うものをいくつか選択してみてください。どれも自信がないと思っても、自信のなさの度合いにもレベルがあると思いますので、1つでもいいので書き出してみましょう。

そして、その特性を裏づける出来事、経験を書き出してください。

 

例えば、「問題解決力」があなたの強みだとします。なぜそう思ったのか、過去の経験を振り返って、「お客様のクレームが減らないという問題に対して、アンケートからその原因を分析し、クレームを半分に減らした」というように強みに関連する出来事を思い出してみてください。

そうすると、その出来事から、さらなる強みも見えてくるんです。上の例の場合「分析力」や「顧客視点を持てる」という強みにもつながりますよね。

こうして、いくつか強みとしてのキーワードをコンピテンシーの中から選択し、あわせて過去の経験を書き出してみるという作業が、自己PRを書きやすくするコツなんです。

 

 

2.転職先でどう生かすか。自己PRに再現性を含ませる

 

転職の自己PRでポイントになってくるのは、あなたがどんな強みがあって、それを転職先でどう再現するのか、その再現性を見られているということなんです。

その再現性を含ませるような内容が自己PRに入っているといいんですよね。

つまり”どんな強みがあって(コンピテンシー)”→”それを生かして、転職先でも貢献したい、挑戦したい”という流れにすると自己PRが書きやすくなります。

例えば、わたしは「問題解決力」を強みとして持っています。そのため、前職では…(こんな結果を残した、改善できた)。それを御社の営業として、お客さまの問題解決に貢献したい。

というようなシンプル、かつ、もう少し詳細を聞きたいと思わせるのが一番いいバランスだと思います。長く説明しようとすると、採用担当者も見るのが面倒になってしまいますよね。

 

 

転職の自己PRは、ここでご紹介した2つのポイントをおさえながら、わかりやすく書くということを意識してみてくださいね。

あと、書く際に気をつけた方がいいのは、あなたがどんな仕事をしているか知らない人が読んでも、あなたの強みがわかるかどうかということです。

自分のアピールすることばかりに集中すると、読み手の視点を忘れてしまいがちなので、気をつけましょう。

 

 

転職の自己PRといっても、華やかなPRがないといけないわけではありません。あなたがこれまでの仕事でやってきたことのの中から、どんな言葉で、わかりやすく伝えるかということが大切なんです。

 

 

 

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