女性のキャリアは複数でいい。まずは、じぶん観察から。〜another life. beauty in mind -働く女性の”私らしい生き方”-〜

女性としてどんなキャリアをきずいていくのか、どんな働き方や生き方をしていきたいのか。そんなことを、ずっとモヤモヤと考えている女性も多いのではないでしょうか。
わたしも、そんな女性の1人。パラレルキャリアを実行しながらも、いったい、じぶんはどんな道へ進みたいのかハッキリしないまま、行動しては、じぶんを見つめる。それをくり返しています。
少人数制で、じっくりと「じぶんゴト化」できるのが、another life.のイベントの特徴。今回は、女性の働き方を考えるヒントとなる「beauty in mind -働く女性の”私らしい生き方”-」へ参加してきましたので、勝手ながら、PRライター山崎春奈の気づきをご紹介したいと思います。
女性としての働き方を考えるまえに、まず、じぶん観察をしよう。
今回のイベントは、女性としての働き方、どうしたら美しく生きる女性になれるのかというテーマで、座談会が進められました。
ゲストは、株式会社サーキュレーションで採用マネージャーをしていらっしゃる信澤みなみさんと、2017ミスユナイテッドコンチネンツ世界大会日本代表の堤唯香さん。
おふたりとも、キラキラとお美しく、多くの女性が「やっぱり成功している人は違うな〜」と思ってしまうような方たちでした。
でも、おふたりとも、いきなり今のように、やりがいのある働き方、生き方を見つけたわけではありません。
こういったイベントに参加するときに、よくありがちなのが、前に立って話している方がすごすぎて、じぶんと比べてしまうという人。比べるということを続けてしまうと、「じぶんゴト化」することが難しくなってしまいます。
その人にならないといけないわけではありませんよね。その人の経験のなかから、「じぶんに取り入れられるものは何か」というヒントをもらえばいいんです。
ということで、今回のイベントのなかで、特にわたしが持ち帰ろうと思ったのは、「じぶん観察」です。じぶんがどんな人間なのか、どんなことをいいと思い、嫌だと思うのか。どんなことに感情が動くのかということを観察するんです。
わたしの場合、じぶん観察をやっているつもりでも、なんとなく、結果論のように過去の経験を分析していたような気がしていて、腑に落ちていなかったんです。
でも、堤さんが競泳やミスコンの経験をしていくなかで「じぶんが前に出て輝くことが、ひとを元気にし、役に立つことができると気づいた」という話を聞いて、はっと思いました。
全員が、前に出て目立つ必要はないし、そこに喜びや生きがいを感じるかもわからない。でも、堤さんにとっては、それが生きがいであり使命感だった。
では、わたしにとっての生きがい、じぶんの存在価値は。どんなことで役に立てるのか。そんなことを、もっともっと見つめ直そうと思えたんです。
働き方を1つに決めなくてもいい。複数のコミュニティで、じぶんの複数の顔をもつ。
イベント中、座談会形式もありつつ、グループにわかれて、もっと1人ひとりの意見を出しあう時間がありました。そこで、わたしのグループにいた方の発言で、気づきを得ることがありました。
「ひとは複数の面を持っている。だから、複数のコミュニティにかかわることで、そのときの気分や役割で、かかわるコミュニティを変えればいい」と。
女性の働き方を考えるときに、どうしても「天職のようなものを1つ見つけないといけない」「じぶんが得意なものを1つ極めないといけない」と、1つにしないといけないと考えがちなのではないでしょうか。
でも、いろんな会社とかかわったらいいし、いろんなひとと、いろんな分野の仕事で、多面的にかかわっていくといいんですよね。
特に、わたしは、すでに2回転職していることからも、じぶんが1つの組織で、1つの仕事に注力するということが向いていないということは、気づいているから。
1つに絞らなければいけないというルールはないんです。だから、もっと肩の力を抜いて、そのときそのときにアンテナに引っかかるものに、どんどん挑戦してみればいい。
そんなことを考えながら、イベントを終えました。ぜひ、みなさんも、もっと複数の生き方や働き方を考えてみてくださいね。そして、まずは、じぶん観察を。