フリーランスで活躍するのはどんな人?つぎも仕事を任せたくなる人になるための秘訣とは?

フリーランスとして個人で仕事をしている人、あるいは、フリーランスをめざしている人が、ほんとうに増えていますよね。AIだなんだといわれているものの、まだまだ人にお願いしたい仕事は山ほどあります。仕事はあふれている。
でも、一部の人に仕事がかたよっているのが現状なのではないでしょうか。それもそのはず。個人としてお仕事をしているひとがたくさんいても、ぜひお願いします、つぎもお仕事お任せしたいと思われる人が、意外と少ないんです。
この、「あなただからお任せしたい」と思われる人になることが、会社員以上に、フリーランスでは大切になってきますよね。
わたしは、PRライター&PRプランナーとして活動を広げ、いろいろなお仕事にかかわらせていただくなかで、スキルや経験・実績以上に、「人としての在り方」が、長くお仕事を任せていただく、チャンスをいただくために、1番大事だと感じています。
今回は、わたしが、活躍しているフリーランスの方を見て感じること、そして、わたし自身が体感している「あなただから任せたい」と思われる人になる秘訣をお伝えしたいと思います。
1.とにかくキホンをおろそかにしないこと。あたりまえの基準をあげる。
なんだ、こんなことか。と思う方もいるかもしれません。でも、フリーランスとして活躍されている方、どんどんお仕事を任される方に共有しているのは、仕事人としてのキホンに忠実に向きあっていることなんです。
納期を守る。1度いわれたことは、繰り返しまちがえない。フィードバックをもらったら、きちんと反映する。
言葉にすると、とてもカンタンなことに思えますよね。でも、これらの基本的なことを、できない人が案外多い。お仕事を任せる立場である上流工程にいる方のお話を聞いたときも、この点を強調されていました。
このキホンができていない人に、2回めの仕事をお任せすることはないと。
じぶんが仕事を任せる立場だったら、当然ですよね。安心してお任せできない人に、ムリして仕事を任せようとは思わない。
実績をつくる、スキルをあげる、じぶんの強みを磨く。これらのことも、個人としてお仕事をしていくうえでは、とても大事なことです。
でも、そのまえに、まずは仕事への姿勢、人との接し方というキホンを見直すことが大事ということなんですよね。あたりまえの基準が高くなればなるほど、いざ!というときのすぐエンジンがかけられますし、突然のチャンスもつかみやすくなるんです。
2.相手がなぜ、じぶんに仕事を任せてきたのか。任された仕事のゴールを意識する。
フリーランスとして個人で仕事ができるようになると、ついつい、じぶんのやりたいこと、発信したいこと、つくりたいものに意識が行きがちですよね。
もちろん、あなたしかできない、というような確固たるブランドや実績をもっている方は好きなようにアウトプットしてもいいかもしれません。
でも、まだまだ、仕事が不安定だったり、じぶんの強みが評価されきっていない人の場合、「じぶんの好きなようにアウトプットする」ということよりも「相手がなにを求めているのか、任された仕事の目的やゴールはなにか」ということを意識ことが大切なんです。
ブックライターとして活躍している方が、こんなことをおっしゃっていました。
「なぜ、じぶんに仕事を任せてくれたのか。相手がなにを求めているのかを考えるようにしている。それを理解したうえでアウトプットすると、相手の期待を超えるものがつくれる。そして、またつぎもお仕事を任せてもらえる」と。
この意識をもって仕事ができる人も、意外と少ないんです。だからこそ、任された仕事のゴールをきちんと理解して、相手が求めるアウトプットを出せるか。さらには、その期待を超えることができるか。ここの差はとても大きいと感じています。
フリーランスとして仕事をしているものの、なかなか仕事の継続にいたらない。あるいは、これからフリーランスとして活躍していきたいと思っている方は、ぜひ、「あなただから仕事を任せたい」と思われる人になるために、今回のことを意識していただければ幸いです!