東南アジアが猛スピードで発展している。日本から世界へ視野を広げることで気づくこととは。

   

2017年は東南アジアをまわった年でした。タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、カンボジア、フィリピン。わたしは世界中に行ったことがあるわけではないですが、世界各国を自分の目で見て、肌で感じる。この行動を通じて気づくことは多いです。

特に、これからますます発展しようとしている東南アジア諸国はエネルギーにあふれています。日本はもはやアジアの弱小国になったのではないかと感じるほど。日本に閉じこもっていることが、世界から取り残されることになるかもしれないと危機感を抱いています。

このまま日本で黙々と会社に行くだけの生活をしていていいのかなと感じているあなたへ、広い世界を見ることが、あなたの人生で攻めでもあり守りでもあるということを少しお伝えできたらと思います。

 

 

伸びしろのあるところに外国人投資家は集まる

 

東南アジア各国を見ていて感じるのは、国によって多少差はあるものの、いずれの国も外国人投資家の資金が集まり、コンドミニアムや商業施設の建設ラッシュがものすごい勢いで進んでいるということ。

もちろん、供給過剰になってしまうエリアはあると思いますが、それにしても建設工事しているところが多いことに驚きます。昔の日本もそうだったのかもしれないですが。

外国人投資家は、伸びしろのあるところ、今後発展していく可能性が見込まれるところに当然集まります。日本の不動産仲介会社では分け与えてもらえないような、将来性が楽しみなエリアや建物がたくさんあります。

海外に行ったときに、どんなところに目を向けるか、どんな楽しみかたをするかは人それぞれ。わたしの場合は、もちろん単純に景色を楽しむ、グルメを満喫するということもありますが、国や街ができていく過程はどんな様子なのか、国の歴史や体制が、国民性やその国の文化にどんな影響を与えているのか。そんなことを考えながら街を見ています。

どの国の植民地にされていたのかによっても、その国の文化や発展の仕方も変わってきますよね(いまさらながら、歴史をもう一度勉強し直したいと思う今日このごろです)。

海外に目を向けるときに、外資企業が進出を進めている、外資ホテルが増えている、建設ラッシュが見える、そんな目線で見るのも面白いですよ。

 

 

東南アジアは日本より発展している?!東南アジアから学ぶ姿勢も必要

 

とにかく、東南アジアはものすごいスピードで国が発展して、街ができていっています。そこには海外から多くの資金が集まってきている。ここにチャンスも詰まっていると思います。これがいい悪いという話ではないですし、リスクも隣り合わせですが。

いまだに日本はアジアの中でも、いろんな発展レベルが頭一つ出ていると思っている人も多いのではないでしょうか。あまり悲観的なことは言いたくないですが、もはやその神話は過去のものだと感じてしまいます。もちろん、日本が得意とする分野、誇れる文化もあります。でも、多くの日本人が思っているほど、東南アジアは「発展途上国」ではないのではないでしょうか。

特にシンガポール、マレーシア、タイは東南アジアの中でも、かなり発展してきているので、日本はこれらの国から学ぶことも多いのではないかと思っています。

わたしは経済学者でも歴史学者でもないので、難しいことはわかりません。もしかしたら、いまの東南アジアだって、昔の日本の高度経済成長期の繰り返しで、いずれはバブルがはじけて後退していくんじゃないのと言う人もいるかもしれません。

長い目で見たらそうなるかもしれないですが、では、そのころに日本はどうなっているのでしょう?

日本にいれば大丈夫とあぐらをかいている時代は終わってしまったのですね。自分を成長させたい、変化させたい、チャンスを追い求めたいと思う人は、東南アジアを視野にいれてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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