指示待ち人間にならないための3つのポイントとは?
2017/10/05

「指示待ちに人間にはなるな」とよく言われますよね。特に日本人は職場で受け身の人がまだ多いのが現状です。
まさか自分が指示待ち人間だとは言われていないはず…自分ではそんなつもりはないと思っていても、実は指示待ち状態になっていたなんてことも。
指示待ち人間にならないために、おさえておくといい3つのポイントをご紹介します。
1.指示がないと不安に感じるなら、方向性だけ確認を
仕事のやり方を一つ一つ細かく誰かに指示をしてもらわないと動け
でも、自分一人でどんどん進めるのも不安という人は、 上司や先輩と、自分が進めようとしている仕事の方向性だけ確認しておきましょう
そもそも前提の理解が間違っていて、
そうならないためにも、
1から10まで全部やり方を聞こうとするよりも印象がいいですし、自分の成長にもつながります。
もちろん、1から自分で考えて全部自分でやれという会社風土であれば、恐れずどんどん進めてもいいと思います。なかなかそうはできないというあなたは、
つまり全体のゴール、向かうべき先(マクロ視点)はズレないようにきちんと確認した上で、そこにたどり着くまでにどんな道を通るか、どんな道具を使うか(ミクロ視点)はあなたの腕の見せ所という意識で仕事をすると楽しいのではないでしょうか。
どんな主体性、どこまでの主体性を求めるかは会社によって違いますが、主体性のない人はどんどん必要とされなくなる時代であることは、頭に入れておくと意識が変わっていきますね。
2.あなたの作業の次のステップ、その先まで意識する
指示待ち人間にならないためには、
指示待ち状態になってしまっている人に多く見られるのが、自分が作業を一つ終わらせると、それで終わりというように仕事がつながっていかない、ぶつ切りで作業している状況になってしまうことなんです。
だから、次のステップに行くのに指示が必要になってしまう。誰かに指示されたり教えられないと、次のアクションに移れない。その作業のゴールまでたどり着くことができないなんてことになりがち。
今目の前の作業をやることでどんなことが起こりそうなのか、次にどこへ進もうとしているのか、地図に対しての現在地をわかった上で上司と相談したり、指示を仰ぐという進め方にしてみるといいのではないでしょうか。
3.わからないことはすぐ質問。でも答えだけを求めない
指示待ちタイプの人の特徴の一つで、
挙げ句の果てには、指示を出してくれなかった相手が悪いと、誰かのせいにしてしまうんです。
こうならないためにも、
例えば、「この前言っていた納品物、準備できたので発送お願いします」
「この前言っていた納品物」とは何を指すのか、「いつまでに発送が必要なのか(急ぎなのか)」といった、文章の裏に隠れている相手の意図をきちんと自分から確認するよう
確認するという作業によって、
わからないことを質問する場合に注意したいのは、回答だけを求めないということです。質問するときに、自分で考えて行動できる人なのか、指示を元に動く人なのかの差が大きく見えます。
回答だけを聞いて作業をしていると、自分で考える力がつかず、ずっと仕事のレベルアップができないままになってしまいます。
わからないことを素直に質問するということは、とっても大事なんですが、指示待ち人間にならないためには、答えだけを聞いて片付けるという意識は捨てましょう。
あなたはこの3つのポイントに思い当たることがありましたか?自分では意識していなくても、意外と周りから指示待ち人間だと思われている可能性もあるのです。
指示待ち人間にならないポイントは、「自分でも考える」「先回りの視点を持つ」ということなんですね。